行事

新学術「共創言語進化・出ユーラシア」合同領域会議『物と命』

主催:科学研究費補助金新学術領域研究「出ユーラシアの統合的人類史学 – 文明創出メカニズムの解明 -」
主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】

*本イベントは終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。

日時 :2021年9月9日(木)13:00~17:00
場所 :Zoom(一般のご参加ご希望の方はこちらからご登録ください)
司会 :井原 泰雄氏(東京大学大学院理学系研究科 准教授
参加者:
松本  直子氏(新学術領域「出ユーラシアの統合的人類史学 – 文明創出メカニズムの解明 -」 代表・岡山大学大学院社会文化科学研究科教授)
岡ノ谷 一夫氏(新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」代表・東京大学大学院総合文化研究科教授)
入來 篤史氏 (理化学研究所生命機能科学研究センターチームリーダー)
田村 光平氏(東北大学学際科学フロンティア研究所/東北アジア研究センター助教)
佐野 勝宏氏東北大学 東北アジア研究センター教授)
鈴木 麗璽氏(名古屋大学大学院情報学研究科准教授)
石井 匠 氏(国立歴史民俗博物館研究員)

【プログラム】

13:00 趣旨説明:松本  直子氏
13:05 講演 1 : 田村 光平氏
13:45 講演 2 : 佐野 勝宏氏
14:25 休憩
14:35 講演 3 : 鈴木 麗璽氏
15:15 講演 4 : 石井 匠 氏
15:55 休憩
16:05 指定討論 :入來 篤史氏 x 岡ノ谷 一夫氏
16:35 総合討論
17:00 閉会

 

要旨
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掲載日:2021年8月30日

第17回共創言語進化セミナー ”Why Only Humans Have Language”

【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
【共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「再帰的結合と身体性を基盤としたアブダクションによる他者意図推定の研究」】
*本セミナーは終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
*本セミナー動画を配信いたします。視聴希望の方は登録サイトにてご登録ください。
講演者 :Robin Dunbar氏 (Department of Experimental Psychology, University of Oxford, UK)
言語  :英語
日時  :2021/8/31 (火) 17:30-19:00 JST/2021/8/31 (Tue) 09:30 BST (少し延びる可能性あり)
(登録後すぐにZoom情報を記したメールが届きます。お見落としがないようメールをご確認下さい。)
概要  :
All animals communicate, but only humans have true language. This raises two important questions: why and when did language evolve in our lineage. I shall argue that language owes its origins to the way it is used in bonding large social communities, and hence its capacity to provide cues of community membership (which I refer to as the Seven Pillars of Friendship). Modelling its evolution suggests that it might have arisen quite quickly once it had got started. I approach the question of when language first appeared by using two sets of anatomical parameters to triangulate a date for its origins. I argue that, for language as we now have it, it cannot have been before the appearance of modern humans. Neanderthals and other archaic humans may have had language, but it would have been much less sophisticated.
参考文献 :
– Dunbar, R. (2009). Why only humans have language. In: R. Botha & C. Knight (eds) The Prehistory of Language, pp. 12-35. Oxford University Press.
– Dàvid-Barrett, T. & Dunbar, R. (2016). Language as a coordination tool evolves slowly. Royal Society Open Science 3: 160259.
– Dunbar, R. (2017). Group size, vocal grooming and the origins of language. Psychonomic Bulletin Review 24: 209-212.
Robin Dunbar 氏について
ブリストル大学でPh.D.を取得後、ケンブリッジ大学、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン、リヴァプール大学等での研究を経て、2007年よりオックスフォード大学教授。ヒトを含む霊長類の社会的繋がりを支える行動・認知・神経内分泌学的メカニズムの理解を目指した霊長類学・進化心理学の研究に従事。言語の適応的機能は繋がりの構築・維持にあるという言語起源の仮説を提示した”Grooming, Gossip and the Evolution of Language”(1997)(邦訳『ことばの起源:猿の毛づくろい、人のゴシップ』(1998))は、言語進化研究の嚆矢となる書籍のひとつである。安定した社会関係を築く人数の限界である「ダンバー数」の提唱でも有名。イギリス学士院フェロー、2015年にトーマス・ハックスリー記念賞受賞。

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掲載日:2021年8月5日

第16回共創言語進化セミナー「語彙習得と記号接地:語彙システム構築のために必要な推論とその起源」

【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
【共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「再帰的結合と身体性を基盤としたアブダクションによる他者意図推定の研究」】
*本セミナーは終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
*本セミナーの動画を配信します。多数のご視聴ありがとうございました。
タイトル :語彙習得と記号接地:語彙システム構築のために必要な推論とその起源
(Inference involved in lexical acquisition: from grounding the first words to the construction of mature lexical systems)
講演者  :今井むつみ氏 (慶應義塾大学環境情報学部教授)
言語   :日本語
日時   :2021/8/3 (火) 17:30-19:00 JST
申込サイト:https://forms.gle/2216xpNqfFXDKLrt7
(登録後すぐにZoom情報を記したメールが届きます。お見落としがないようメールをご確認下さい。)
概要   :
語彙習得とは当該言語固有の複雑で精緻な語彙システムを構築することである。子供はどのようにこのプロセスの端緒を見つけ、語彙システムを構築していくのだろうか。その過程においてどのような推論をするのだろうか?またそのような推論をするためにヒトがもつ種固有の認知能力は存在するのだろうか?この講演では、記号接地から成人のもつ複雑で巨大な語彙システムを構築する過程、そこにおける推論について概観し、推論を可能にする人固有の認知能力について考察する。
参考文献 :
– Imai, M., Murai, C., Miyazaki, M., Okada, H & Tomonaga, M. (2021). The contingency symmetry bias (affirming the consequent fallacy) as a prerequisite for word learning: A comparative study of pre-linguistic human infants and chimpanzees: Cognition, volume214. doi:10.1016/j.cognition.2021.104755
– Saji, N., Asano, M., & Imai, M. (2020). Acquisition of the meaning of the word orange requires understanding of the meanings of red, pink and purple: Constructing a lexicon as a connected system. Cognitive Science, 44, e12813. doi: 10.1111/cogs.12813
– Imai, M. Hidaka, S. Saji, N. & Ohba, M. (2018). Symbol grounding and system construction in the color lexicon. Tim Rogers, Marina Rau, Jerry Zhu, & Chuck Kalish (Eds.) In the Proceedings of 40th Annual Meeting of the Cognitive Science Society. (pp.1853-1858)
– Asano, M., Imai, M., Kita, S., Kitajo, K., Okada, H. & Thierry, G. (2015). Sound Symbolism Scaffolds Language Development in Preverbal Infants. Cortex, 63, 196-205. doi: 10.1016/j.cortex.2014.08.025
– Imai, M. & Kita, S. (2014). The sound symbolism bootstrapping hypothesis for language acquisition and language evolution.  Philosophical Transactions of the Royal Soceity B. Phil., vol.,369: no. 1651, pii: 20130298, doi:10.1098/rstb.2013.0298
– 今井むつみ (2014年) 言語発達と身体への新たな視点 今井むつみ・佐治伸朗編 岩波講座『コミュニケーションの認知科学』第1巻第1章 pp1-34.  岩波書店
– 今井むつみ・佐治伸郎 (2014年) 人と言語 今井むつみ・佐治伸朗編 岩波講座『コミュニケーションの認知科学』第1巻第10章 pp. 259-284.  岩波書店
今井むつみ氏について:
慶應義塾大学環境情報学部教授。Cognitive Science Society 特別名誉会員(Fellow), 運営委員 (Governing Board member, 2017- )。専門は認知科学、特に言語心理学、発達心理学、教育心理学。1994年ノースウェスタン大学心理学部Ph.D.取得。著書に『英語独習法』『ことばと思考』、『学びとは何か―〈探究人〉になるために』、『言語と身体性』(共編著)、『ことばの発達の謎を解く』、『親子で育てることば力と思考力』、『言葉をおぼえるしくみ―母語から外国語まで』(共著)、『新 人が学ぶということ―認知学習論からの視点』などがある。

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掲載日:2021年7月2日

第9回領域全体会議

*本会議は終了いたしました。

2021年7月9日(金)10日(土)13時より第9回領域全体会議をオンラインにて開催いたします。

場所:zoom(会議室情報は別途ご連絡します)

本会議は領域メンバーのみのクローズド会議です。

掲載日:2021年6月25日

第15回共創言語進化セミナー “Understanding animal linguistics”

*本セミナーは終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
*本セミナーの動画配信は終了いたしました。多数のご視聴ありがとうございました。
【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
【共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「再帰的結合と身体性を基盤としたアブダクションによる他者意図推定の研究」】
タイトル: Understanding Animal Linguistics
講演者: Thom Scott-Phillips(Senior Research Scientist, the Social Mind Center and the Department of Cognitive Science, Central European University (Budapest))
言語 : 英語
日時 : 2021/6/30 (水) 17:30-19:00 JST (2021/6/30 10:30-12:00 CEST)(少し延びる可能性あり)
申込サイト:https://forms.gle/CiTPDFPVt9usgsmb8
(登録後すぐにZoom情報を記載したメールが届きます。お見落としがないようメールをご確認下さい。)
概要:
How should we understand the findings of animal linguistics? Over the past 20 or so years, detailed comparative studies have revealed how some important qualities observed in human languages are also present, in some form or another, in the communication systems of other species. To pick just one example, the calls of chestnut-crowned babblers exhibit the collection of qualities that characterise ‘duality of patterning’, a property many linguists have identified as foundational. How should we interpret such discoveries, and accommodate them into linguistic theory? I will present an answer from the perspective of cognitive pragmatics.
First, I will summarise my experimental research showing basic combinatorics in bacterial communication. Second, I will argue that what is being revealed by animal linguistics is how many aspects of combinatoriality are present in the cognition of other species, and as such is potentially available to be co-opted by any culturally evolving communication system. Third, I will sketch the argument that what makes human communication so distinctive is that humans spontaneously interpret communicative stimuli as optimally relevant. This tendency sets in motion the cultural evolution of words and grammars, as epistemic tools that massive enhance human communication.参考文献:
– Heintz, C., & Scott-Phillips, T. (under review). Expression unleashed.
– Scott-Phillips, T. (in press). Languages & the Necker cube. Inference: International Review of Science.
– Scott-Phillips, T., Diggle, S., Gurney, J., Ivens, A. & Popat, R. (2014). Combinatorial communication in bacteria: Implications for the origins of linguistic generativity. PLoS One, 9(4), e95929.
– Scott-Phillips, T., Kirby, S., & Ritchie, G. (2009). Signalling signalhood and the emergence of communication. Cognition, 113(2), 226-233.Thom Scott-Phillips氏について:
エディンバラ大学でMSc、PhDを取得後、エディンバラ大学、ダラム大学での研究を経て、現職。心と文化、特にコミュニケーションと言語に対して進化学と認知科学からアプローチする研究を続けている。語用論の観点から言語の起源・進化を論じる画期的な本である”Speaking Our Minds”を2014年に上梓。本書の訳書『なぜヒトだけが言葉を話せるのか ーコミュニケーションから探る言語の起源と進化』(東京大学出版会)が7/2に刊行予定(http://www.utp.or.jp/book/b577409.html )。拡大
掲載日:2021年6月4日

第14回共創言語進化セミナー「共創的コミュニケーションの進化を考える」

*本セミナーは終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
*本セミナーの動画配信は終了しました。ご視聴いただきありがとうございました。
【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
【共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「再帰的結合と身体性を基盤としたアブダクションによる他者意図推定の研究」】
タイトル: 共創的コミュニケーションの進化を考える
講演者: 山極壽一氏 (人間文化研究機構総合地球環境学研究所 所長)
言語 : 日本語
日時 : 2021/6/11 (金) 18:00-19:30 JST (少し延びる可能性あり、いつもと開始時刻が異なります)
申込サイト:https://forms.gle/ED2bwRnH7ebsvWyE9
(登録後すぐにZoom情報を記したメールが届きます。お見落としがないようメールをご確認下さい。)
概要 :
現代の人間にとってことばは考える道具であり、創造性の源である。しかし、その進化の歴史を遡ると、やはりことばはコミュニケーションの一つとして生まれ、発達してきたと考えざるを得ない。それは、ことばがコミュニケーションとしては実に不完全な道具だからである。ことばは一語でも2語でも相手に通じるし、逆にいくらことばを尽くしても相手に伝わらなかったり、誤解されることが多々ある。人間は他の霊長類と同じく視覚優位の動物である。百聞は一見に如かずというように、見たことが真実であり、それ以外の感覚は視覚を補うか、視覚による確認を促す役割を与えられている。だから、ことばのそもそもの役割は対面で行われていた社会的文脈を構造化し、時空間の広がりをもたせて、複雑さの増加に適応することだったのではないかと思えてくる。であれば、現在の言語に関する脳の機能やその遺伝的仕組みを調べるとともに、人類の社会的文脈と認知能力がどのような背景で、いかなる進化を遂げてきたのかについて検討することが不可欠になる。道具の進化はその大きな切り口になるだろう。しかし、人類に系統的に近い霊長類の社会的文脈と認知能力、それを支える生理的特徴を総合的に分析することも重要である。なぜなら、人類の脳容量は集団規模の増加に対応して増大したと考えられているからである。集団規模の増大は人類にいかなる利益をもたらし、いかなる問題を生んだのか。そこには、霊長類の食と性の特徴が基調となっている。人類の祖先は他の霊長類、とりわけ人類に近い類人猿が経験していない生息域に足を延ばすことによって、身体や生理の特徴を大きく変えた。食生活の変化による消化器の縮小、生活史の変化による成長遅滞や離乳期、思春期の登場といった特徴である。社会編成の変化はそれらの変化と強く関連付けられており、新しい環境で人類の生存を支えるものだったはずである。複数の家族を含む共同体はその結果としてできた。個体の自由な動きを容認しながら大きな集団をまとめるには、シンボルを使った全体論的なコミュニケーションが必要になる。つまり、社会的文脈をいくつも作り、それを全体的にまとめ上げて解釈する必要性が生じる。そのとりあえずの道具がことばであった。ことばはコミュニケーションとしては万能ではない。そして今、ことばに代わるシンボルを使ったコミュニケーションが登場し、人々を混乱に陥れている。その新たな情報社会の危機を乗り越えるためには、ことばのもつ原初的役割とそれが発達した背景、そしてそのコミュニケーションとしての限界を理解しなければならないと思う。
参考文献:
– Yamagiwa J, Shimooka Y, Sprague DS (2014) Life history tactics in monkey and apes : focus on female-dispersal species. In : Yamagiwa J & Karczmarski L (eds), Primate and Cetacean : field research and conservation of complex mammalian societies, Springer, Tokyo, pp. 173-206.
– Yamagiwa J, 2018. Evolution of community and humanity from primatological viewpoints. In : Stomu Yamash’ta, Tadashi Yagi, Stephen Hill (eds), The Kyoto Manifesto for Global Economics : The Platform of Community, Humanity, and Spirituality, Springer Nature, Singapore, pp. 329-357.
– ロビン・ダンバー著『人類進化の謎を解き明かす』(2016)インターシフト
– 野間秀樹著『言語存在論』(2018)東京大学出版会
– ダニエル・エヴァレット著『言語の起源』(2020)白揚社
山極寿一氏について:
京都大学理学部卒、理学博士。京都大学理学研究科教授を経て、2020年9月まで京都大学総長を務める。国際霊長類学会会長、国立大学協会会長、日本学術会議会長、内閣府総合科学技術・イノベーション会議議員を歴任。2020年4月より現職。アフリカ各地でゴリラの行動や生態をもとに初期人類の生活を復元し、人類に特有な社会特徴の由来を探っている。著書に『暴力はどこからきたか』(NHKブックス)、『人類進化論』(裳華房)、『家族進化論』(東京大学出版会)『スマホを捨てたい子どもたち』(ポプラ新書)など。
掲載日:2021年6月4日

Cultural Evolution Society Conference 2021 Sapporo

本イベントは終了いたしました。
【共催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】

6月9日~11日の3日間、Cultural Evolution Society Conference 2021 Sapporoが開催されます。
完全バーチャルオンライン大会で、6月8日水曜日24時までにオンライン参加登録していただければ、180件の個人発表(事前録画された12分のビデオ+発表スライド)、5件のプレナリー・トーク、30件のQ&Aセッション等のライブ録画が、大会終了後も60日間ご覧いただけます。
言語、音楽、non-human cultureに関する発表も50近くあります。岡ノ谷領域代表のプレナリーで開幕します。

参加費:非会員18,000円、非会員学生8,500円 https://www.chain.hokudai.ac.jp/CES2020/registration/

プレナリースピーカー:
Heidi Colleran (Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology)
Markus Feldman(Stanford University)
Joseph Henrich (Harvard Unversity)
Kazuo Okanoya (University of Tokyo)
Brigitte Pakendorf (CNRS)
https://www.chain.hokudai.ac.jp/CES2020/plenary-speakers-new/

プログラム等: https://www.chain.hokudai.ac.jp/CES2020/

共催:
北海道大学社会科学実験研究センター・北海道大学人間知×脳×AI研究教育センター
新学術領域・共創的コミュニケーションのための進化言語学
新学術領域・出ユーラシアの統合的人類史学
ジョン・テンプルトン財団・マックス・プランク進化人類学研究所

掲載日:2021年6月4日

第13回共創言語進化セミナー “Ready to Learn”

*本セミナーは終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
*本セミナーの動画配信は終了いたしました。多数のご視聴ありがとうございました。
【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
【共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「再帰的結合と身体性を基盤としたアブダクションによる他者意図推定の研究」】
タイトル: Ready to Learn
講演者: Charles Yang (Professor, Department of Linguistics, Computer Science, and Psychology, University of Pennsylvania)
https://www.ling.upenn.edu/~ycharles/
言語 : 英語
日時 : 2021/5/12 (水) 9:30-11:00 JST (5/11 19:30-21:00 EDT summer time) (少し延びる可能性あり)
申込サイト:https://forms.gle/Qf3TkB5K1MJW5yKF6
(登録後すぐにZoom情報を記したメールが届きます。お見落としがないようメールをご確認下さい。)
概要 :
I review some evidence that the mechanism of language acquisition appears to be domain general, and thus possibly evolutionarily available prior to the emergence of the core faculty of language. A more directly empirical consequence of this view, if correct, is that Universal Grammar consists only of formal, but not substantive, universals.
参考文献:
– Yang, C. (2020) How to make the most out of very little. Topics in Cognitive Science, 12: 136-152. https://doi.org/10.1111/tops.12415
– Yang, C. (2018) A User’s Guide to the Tolerance Principle, lingbuzz/004146. https://ling.auf.net/lingbuzz/004146
Charles Yang氏について:
ペンシルバニア大学言語学・コンピュータ科学・心理学科教授。同Integrated Language Science and Technology 代表。2000年にMITからPh.D.取得(コンピュータ科学)。研究テーマは言語獲得、言語変異・変化、自然言語処理の他、言語と認知・知覚の関係など心の科学全般に渡る。主な著書にKnowledge and Learning in Natural Language (OUP 2003)、The Infinite Gift: How Children Learn and Unlearn the Languages of the World (Scribner’s 2006)、The Price of Productivity: How Children Learn to Break the Rules of Language (MIT Press 2016) など。
掲載日:2021年4月30日

第12回共創言語進化セミナー「認知言語学による言語進化研究の可能性:形式の進化と意味の進化」

*本セミナーは終了いたしました。
*本セミナーの動画配信は終了いたしました。多数のご視聴ありがとうございました。
【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
【共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「再帰的結合と身体性を基盤としたアブダクションによる他者意図推定の研究」】
タイトル: 認知言語学による言語進化研究の可能性:形式の進化と意味の進化
(A View of Cognitive Evolinguistics: An Exploration of Evolution of Linguistic Forms and Meanings)
講演者: 谷口一美(京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授)
言語 : 日本語
日時 : 2021/4/28 (水) 17:30-19:00 JST (少し延びる可能性あり)
申込サイト: https://forms.gle/dheha4fMRsKUyyrN8
(登録後すぐにZoom情報を記したメールが届きます。お見落としがないようメールをご確認下さい。)
概要 :
認知言語学は、生得的な普遍文法の存在を前提とせず、領域一般の認知能力の連合として言語機能の説明を試みる言語理論である。認知言語学を特徴づける言語観として主に、(i) 形式と意味の対応を言語の基本単位とする「言語の記号性」、(ii) 事例からのボトムアップにより規則性を抽出する「使用基盤モデル」 (usage-base model)、(iii) 言語表現の意味を概念化の問題とみなす「主観的意味論」が挙げられる。本セミナーでは、こうした認知言語学のパラダイムによって言語進化にどのようなシナリオを与えることができるか、言語の形式と意味の両面から検討し、構造の発達および意味の拡張・創発のメカニズムを示す。認知言語学とその関連理論である機能主義、構文文法における言語進化研究の取り組みを概要し、言語獲得や歴史的言語変化といった動態的側面に認められる傾向性を手掛かりとしつつ、原型的言語から現在の言語に至る変化の道すじを探る。
参考文献:
– Taniguchi, Kazumi (2017) “MAP Grammar: A Cognitive Grammar Perspective,” A. Tajino (ed.) A New Approach to English Pedagogical Grammar: The Order of Meanings, 51-62, Routledge.
– 谷口一美 (2018) 「最新の構文文法研究の進展」早瀬尚子(編)『言語の認知とコミュニケーション ―意味論・語用論、認知言語学、社会言語学 ―』 第Ⅲ部, 開拓社.
– Taniguchi, Kazumi (2019) “Language Acquisition: A Systemic View from Cognitive Linguistics,” A. Tajino (ed.) A Systems Approaches to Language Pedagogy, 11-22, Springer.
谷口一美氏について:
大阪大学文学部助手、大阪教育大学准教授、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授を経て2016年より現職(京都大学大学院人間・環境学研究科 教授)。博士(文学)。新学術領域「共創言語進化」A01言語理論班の研究分担者。主な著書に『事態概念の記号化に関する認知言語学的研究』(ひつじ書房, 2005年)『認知意味論の新展開―メタファーとメトニミー』(研究社, 2003年)など。認知言語学の立場から、構文の獲得やメタファー写像のメカニズムに関する理論的研究を行っている。
掲載日:2021年4月19日

第11回共創言語進化セミナー「自閉症児の韻律:韻律音声学手法を用いた解析からみえてくる特性」

*本セミナーは終了いたしました。
*本セミナーの動画配信は終了いたしました。多数のご視聴ありがとうございました。
【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
【共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「再帰的結合と身体性を基盤としたアブダクションによる他者意図推定の研究」】

タイトル: 自閉症児の韻律:韻律音声学手法を用いた解析からみえてくる特性
(Intonational Phonology can shed light on the nature of prosody in Japanese children with ASD:
Dissociating linguistic and para-linguistic aspects of intonation)

講演者 : 馬塚れい子 (理化学研究所 脳神経科学研究センター 言語発達研究チーム チームリーダー)
言語  : 日本語
日時  : 2021/4/2 (金) 17:30-19:00 (少し延びる可能性あり)
概要 :
自閉症児の発話はその韻律が不自然だと言われるが、対話者の印象に基づく記述的な報告が多く、定型児と比較してどこがどう異なるのか、また非定型な韻律が自閉症の他の特性とどのような関連があるのかについては不明な点が多い。我々の研究では、発話の韻律のうち単語のアクセントや、発話の長さなどの言語特性で決まる言語的側面と、話者交代のタイミングや強調の程度など、他者との社会的コミュニケーション
によって決まるパラ言語的側面を区別し、それぞれの特性について高機能自閉症児と定型児を比較した。その結果、言語的な要因で決まる韻律特性では、自閉症児は定形発達児と比較して全く差がみられなかった。これに対し、自然対話におけるパラー言語的な側面では、不自然だと判断された箇所が定型児に比べて5倍以上確認された。
特に、韻律のパラ言語側面の不自然さの生起回数には自閉症児、定型児を含めた対象児全体で大きな個人差があることもわかった。この個人差が、自閉症児、定型児の自閉傾向と何らかの関連があるのかを調べた。聴覚的驚愕反応は、自閉症のバイオマーカーとしての有効性が議論されているが、本研究に参加した自閉症児と定型児の聴覚驚愕反応を計測すると、その結果と韻律のパラ言語的の不自然箇所数が高い相関を示すことが分かった。これらの結果から、自閉症児の発話の韻律の不自然さは言語的な問題ではなく、自閉症のコアな症状である社会的、対人関係の困難に起因するものであり、それが自閉症の生理的指標であると言われる聴覚的驚愕反応と高い相関を示すことからも確認されたことを示す。
馬塚れい子氏について:
Duke大学心理学部の講師、Assistant Professor、Associate Professorを経て、2004年より現職。Duke大学 心理神経学部 Research Professor、早稲田大学 応用脳科学研究所、中央大学研究開発機構 客員研究員、東京大学IRCN Affiliated Faculty。新学術領域「共創言語進化」B03認知発達班研究協力者。科研費特別推進研究「アジアと欧米:コミュニケーションの文化差から言語の獲得過程を探る」研究代表者。日本語の音声獲得を通して人の脳発達のメカニズムを探り、そして、子供の言語理解は大人とどう違うかを探求している。

掲載日:2021年3月17日

公開シンポジウム「動物たちの意図共有」

本イベントは終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
本イベントの動画配信を終了いたしました。多数のご視聴ありがとうございました。
「動物たちの意図共有」

主催:日本学術会議行動生物学分科会

共催:新学術領域「共創言語進化学」、日本動物行動学会、日本動物心理学会

日時:令和3年3月21日 14時~17時30分

場所:ZOOM  *登録サイトはこちら

プログラム

14:00 – 14:10  開会挨拶・趣旨説明 岡ノ谷一夫 /東京大学
14:10 – 14:40  「真社会性ハダカデバネズミの集団意思決定と対立」
沓掛展之 /総合研究大学院大学
14:40 – 15:10  「動物の協調行動:ニホンザルの音声鳴き交わしとラットの身体動作同期から」
勝野吏子 /東京大学・日本学術振興会
15:10 – 15:40  「ハンドウイルカにおける協力行動」
山本知里 /三重大学・京都大学
15:40 – 15:50  休憩
15:50 – 16:20  「チンパンジー・ボノボの乳児に対する認知」
川口ゆり/京都大学・日本学術振興会
16:20 – 16:50  「交互つつき課題においてセキセイインコは相手によって運動タイミングを変える」
岸本励季・関義正/ 愛知大学
16:50 – 17:00  「コメント:心は行動の独立変数か従属変数か」
 渡辺茂 / 慶応義塾大学
17:00 – 17:25  総合討論 司会:岡ノ谷一夫
17:25 – 17:30  閉会の挨拶 辻和希 /琉球大学
ポスターはこちら
プログラムはこちら
掲載日:2021年3月10日

第10回共創言語進化セミナー「ショウジョウバエを用いた全脳神経回路コネクトーム解析」

*本セミナーは終了いたしました
*本セミナーの動画配信は終了いたしました。多数のご視聴ありがとうございました。
【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
タイトル :ショウジョウバエを用いた全脳神経回路コネクトーム解析
      Whole brain connectome analysis using the fruit fly Drosophila brain 
講演者  : 伊藤 啓 (独ケルン大学理学部動物学教室神経解剖学・実験形態学講座 教授/AXAチェア)
言語   : 日本語
日時   : 2021/3/16 (火) 17:30-19:00 (少し延びる可能性あり)
概要 :
感覚情報の入力から運動制御の出力に至る脳の情報処理の全体像を理解するには、脳内の特定の一部の領域だけでなく、脳全域の神経回路構造の解明と、それぞれの回路要素が果たす役割を理解することが重要である。キイロショウジョウバエは、脳が縦横数百ミクロンと小さく、神経細胞が数万個と少なく、特異的な少数の神経で遺伝子発現を誘導する手法が発達しているため、このような研究に適している。膨大な手間をかけた電子顕微鏡連続切片画像の撮影と神経トレースによる初めての全脳コネクトームデータも昨年完成し、我々は脳中心部にある2万個の神経データを形態とシナプス結合パターンで分類して、5,600種の神経を同定した。遺伝子発現誘導系統を用いた光学顕微鏡による解析では、標識した神経の全構造を可視化できるだけでなく、毒素遺伝子やチャネル遺伝子を発現させてその神経の機能を操作し、行動実験で影響を解析することも可能である。しかし全神経の網羅的同定は難しく、また光顕ではシナプス結合の詳細は分からない。電顕では全神経を網羅的に同定でき、シナプス結合も解析できるが、細かい神経分岐を全て同定するのは難しい。また電顕データでは行動学的、生理学的解析はできない。光顕と電顕の両方を機動的に組み合わせた今後の研究の手法を紹介する
参考文献:
– Scheffer LK, Xu CS, Januszewski M, Lu Z, Takemura SY, Hayworth KJ, et al. A connectome and analysis of the adult Drosophila central brain. eLife. 2020, 9, e57443. doi: 10.7554/eLife.57443.
– Tsubouchi A, Yano T, Yokoyama TK, Murtin C, Otsuna H, Ito K, Topological and modality-specific representation of somatosensory information in the fly brain, Science. 2017, 358, 615-623. doi: 10.1126/science.aan4428
伊藤啓氏について:
1991/3 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻終了。理学博士。独マインツ大学研究員、基礎生物学研究所助手、東京大学分子細胞生物学研究所准教授等を経て、2015/10より現職。大量の遺伝子発現誘導系統スクリーニングによる神経細胞の体系的同定法を創始して、ショウジョウバエ脳の神経回路の全貌解明を進める。
掲載日:2021年3月5日

第8回領域全体会議

2021年3月10日(水)13時より第8回領域全体会議をオンラインにて開催いたします。

場所:zoom(会議室情報は別途ご連絡します)

本会議は領域メンバーのみのクローズド会議です。

 

掲載日:2021年2月26日

第7回領域全体会議

2021年2月24(水)・25日(木)13時より第7回領域全体会議をオンラインにて開催いたします。

場所:zoom(会議室情報は別途ご連絡します)

本会議は領域メンバーのみのクローズド会議です。

 

掲載日:2021年2月22日

合同シンポジウム「音楽科学の意義と展望」

『音楽科学の意義と展望』というテーマで、「MS音楽感動共創」と合同でシンポジウムを行います。
この「MS音楽」は、JSTムーンショット型研究開発事業において、新たな目標を検討するためのチームです。詳しくはこちらをご覧ください。
https://sites.google.com/view/ecs-evolang-ms-sympo-2021
日時: 2021年3月9日(火) 13:30 ~ 18:00
形式: オンライン生配信 参加費無料・事前登録制
事前登録フォームからメールアドレスをご登録ください。
掲載日:2021年2月18日

第9回共創言語進化セミナー「自閉症は津軽弁を話さない」

*この行事は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
*本セミナーの動画配信は終了いたしました。多数のご視聴ありがとうございました。
【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
講演者: 松本敏治(教育心理支援教室・研究所 ガジュマルつがる 代表)
言語 : 日本語
日時 : 2021/2/22 (月) 15:00-17:00 (少し延びる可能性あり)
申込サイト:https://forms.gle/ykUwFbL9L3WKtKHz7
概要 :
青森県津軽地方の保健師・特別支援教育関係者の間には「自閉症は津軽弁を話さない」という風聞が存在する。これをきっかけに行った全国調査では、ASD児者の方言使用が少ないという印象が全国で見られる普遍的なものであることを示した。また、青森・高知の特別支援学校で行った方言語彙・共通語語彙使用の調査は、ASD児の方言語彙使用が非ASDに比べて少ないとする結果を示した。方言には相手との心理的距離の近さを表す働きがあることから、ASD児者の方言不使用は心理的距離の理解不全によるのではないかという解釈が考えられた。しかし、この解釈ではASD幼児に見られる方言不使用を説明することは難しい。方言主流社会の子どもは、周囲の人々が話す方言とテレビ・DVD等メディアからの共通語という2つのことばに曝されている。共同注意・意図理解・自己化などに困難を抱えるASD幼児では周囲のことば(方言)を習得できず、繰り返し再生視聴可能なメディアや組織的学習を通じ場面とことば(共通語)をパターンとして結びつけている可能性が考えられた。関西在住のASD青年に関する詳細な育児日誌からは、DVDの場面を再現しながらセリフを真似し、現実場面に当てはめて使用する様子が確認された。また、それまで共通語を話していたがある時期から方言を話すようになった事例においては、方言使用の前後から他者への興味・関心が増し、対人的認知スキル等において伸びが見られた。本講演ではこれら一連の研究をもとにASD児者の言語習得および使用について考察する。
参考文献:
松本敏治 (2017) 自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く. 福村出版. 文庫版 (2020) 角川ソフィア文庫.
松本敏治 (2020) 自閉症は津軽弁を話さないリターンズ コミュニケーションを育む情報の獲得・共有のメカニズム. 福村出版.

掲載日:2021年1月22日

第8回共創言語進化セミナー「言語と言語能力の共進化に対する構成論的アプローチ」

*この行事は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
*本セミナーの動画配信は終了いたしました。多数のご視聴ありがとうございました。
【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
【共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「再帰的結合と身体性を基盤としたアブダクションによる他者意図推定の研究」】
タイトル :言語と言語能力の共進化に対する構成論的アプローチ
      Constructive approach to the co-evolution of language and linguistic ability
講演者  :米納 弘渡(名古屋大学大学院情報学研究科 複雑系科学専攻 特任研究員)
言語   :日本語
日時   :2021/2/11 (木・祝) 17:30-19:00 JST
申込サイト:https://forms.gle/8BBzdxuJNZeiGNzT9
概要   :
人類の言語能力は,言語それ自体の文化進化(古英語から英語への変化など)と,言語使用に必要な言語能力(高い認知能力に必要な脳容量,多様な音声のための声帯など)の生物進化の相互作用で創発してきたと考えられる [Azumagakito 2018, Smith 2018].また,言語には,思考能力の拡張とコミュニケーション能力の拡張の2側面があり[Harman 1975, Reboul 2015],それぞれ本領域の中心テーマである階層性と意図共有に対応する.
これらの異なる時間スケールと機能的側面が関わる相互作用を理解する上で,各構成要素の要点を抽出し組み合わせたモデルを「創って動かすことで理解する」構成論的アプローチが有用である.本講演では,言語と言語能力の共進化に関する次の2つの構成論的モデル研究を紹介する.
言語と言語能力の共進化において,学習は両者をつなぐ重要な役割を果たしてきたと考えられる.そこで,言語能力は多数の下位機能による創発的特性であるとの観点に基づき,複雑な形質間相互作用を想定した個体学習と社会学習の進化モデルを構築した[Yonenoh 2019].各個体は整数の形質値を複数持ち,言語の認知的側面(自身の持つ形質構成)とコミュニケーション的側面(相手個体を含めた形質構成)において,より多数の相互作用が存在するほど適応性が共創的に(相乗的に)生じる.実験の結果,学習は適応進化を促進しうること(ボールドウィン効果)や,社会学習(適応的情報の共有)と個体学習(試行錯誤的な新奇情報獲得)が相補的に働くことが重要であることなどが示唆された.
言語の起源は共同狩猟や死肉あさり等の協力的な資源獲得が関係してきたと指摘されている[Bickerton 2011].一方,人類社会は当初の有限で物質的な資源から,知識などの無限に複製可能な情報的な資源を共有するよう変化しているといえる.そこで,次の構成論的モデルを構築した[Yonenoh 2020, in press].極座標(動径:表現力,偏角:構造)で表現された言語空間上に各言語が点で表現される.各生物は扇型の領域(可塑性)で表され,領域内に存在する言語を共有する個体間で共同資源を獲得し分配される.資源有限性,言語の表現力,共創的利益,認知的競合,可塑性維持コストに基づく適応度で生物集団が進化すると同時に,言語使用に応じて言語集団も文化進化する.実験の結果,言語の表現力と生物の言語能力が断続平衡的に増加する様子が観察され,資源有限性の減少(情報化)は言語の適応進化を促進するが,多様化を抑制する傾向があることなどがわかった.最後に,将来のコミュニケーションのあり方に対するこれらの知見からの示唆について検討する.
参考文献:
– Yonenoh, H., Suzuki, R. and Arita, T. (2019), Effects of individual and social learning on the evolution of co-creative linguistic communication, Artificial Life and Robotics, 24: 534-541.
– Yonenoh, H., Suzuki, R. and Arita, T. (in press), A shift from material to informational aspects of shared resources can promote language evolution, Advances in Artificial Intelligence (8 pages).
米納弘渡氏について:
2016/3 筑波大学大学院システム情報工学研究科修了。社会経済博士。東京大学大学院工学系研究科特任研究員を経て、2018/4より現職、新学術領域「共創言語進化」C01創発構成論班研究員。言語進化・協力の進化・金融市場を対象に、複雑系科学(部分と全体)と進化ゲーム理論の観点から、実験経済学、エージェント・シミュレーションの手法で研究を行う。
掲載日:2021年1月21日

第7回共創言語進化セミナー「複合的言語情報に関する脳内表現の定量的モデル化」

*この行事は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
*セミナー動画の配信は終了いたしました。多数のご視聴ありがとうございました。
【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
【共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「再帰的結合と身体性を基盤としたアブダクションによる他者意図推定の研究」】
講演者:中井智也(情報通信研究機構・脳情報通信融合研究センター 研究員)
言語 : 日本語
日時 : 2020/12/23 (水) 17:30-19:00 JST (少し延びる可能性あり)
申込サイト: https://forms.gle/a9f
UKbwHjDDeLqGU7
概要 :
従来、ヒト脳において下前頭回や上側頭回などの部位は音韻・意味・統語といった特定の言語機能に関連するとされてきたが、近年そのような機能局在性に対し疑念が生じている。脳機能イメージング研究で広く用いられてきた認知的差分法は、統制された条件下で少数の変数による脳活動の差を調べるものであるが、同じ脳部位の活動に複数の言語機能が反映されている場合、それらの寄与を定量的に比較することが困難である。それに対し近年使われるようになった符号化モデルは、自然刺激下実験において複数の特徴量を同時にモデルに組み込むことができるため、各脳部位における異なる言語機能の寄与を包括的に調べることが可能である。また符号化モデルは単語埋め込みベクトルなど数百次元の言語特徴量と脳活動の関連を調べることができるため、自然言語処理のモデルを脳神経科学に応用する点でも有効である。本講演では我々がこれまで行ってきた符号化モデルによる研究を紹介すると共に、階層構造の神経基盤を調べる定量的手法として本手法の可能性を検討する。
参考文献:
– Nakai T, Nishimoto S. Quantitative models reveal the organization of diverse cognitive functions in the brain. Nature communications, 11(1), 1142-1142, 2020.
– Koide-Majima N, Nakai T, Nishimoto S. Distinct dimensions of emotion in the human brain and their representation on the cortical surface. NeuroImage, 222, 117258, 2020.
– Nakai T, Yamaguchi HQ, Nishimoto S. Convergence of modality invariance and attention selectivity in the cortical semantic circuit. bioRxiv, 160960, 2020.
– Nakai T, Okanoya K. Neural Evidence of Cross-domain Structural Interaction between Language and Arithmetic. Scientific reports, 8(1), 12873, 2018.
中井智也氏について:
2017年東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。新学術領域「共創言語進化」A01(言語理論班)公募班代表。専門は数学能力を中心とする高次認知機能の脳神経科学。

 

 

 

 

 

 

 

 

掲載日:2020年12月11日

第6回共創言語進化セミナー「認知科学的言語学習モデリングと動物音声分析のための教師なし機械学習」

*この行事は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。

*本セミナーの動画配信は終了いたしました。多数のご視聴ありがとうございました。

【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
【共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「再帰的結合と身体性を基盤としたアブダクションによる他者意図推定の研究」】

日時  : 2020/11/26 (木)17:30-18:30 JST

場所  : Zoom (参加ご希望の方は登録サイトから登録下さい。会議室情報を追って連絡いたします)

話者  : 森田 尭 氏(京都大学 霊長類研究所 特定研究員)

タイトル:  認知科学的言語学習モデリングと動物音声分析のための教師なし機械学習

          -Unsupervised machine learning for cognitive modeling of language learning and analysis of animal vocalization
言語    日本語
概要  :
近年、深層学習を中心とした技術発展により機械学習・人工知能の性能は格段に進歩した。言語関連の分野も例外ではなく、音声認識や機械翻訳を始めとする様々な技術が既に実用化されている。しかしながら、華々しい工業的成果を残す機械学習技術の、ヒトの言語学習に関する認知科学的モデリングや、ヒト以外の動物の音声分析に対する貢献は限定的である。これは現在主流の機械学習手法が、客観的観測値の他に推論対象となる情報の利用を前提とした教師あり学習の枠組みを採用しているためである。例えば、連続量で表現される音声情報を音声記号に離散変換する場合、代表的な機械学習では音声と音声記号表現の両方を学習機に与えるが、ヒトの(母語)音声学習において音声記号は直接観測できず、動物音声においてはそもそも目標となる離散表現(即ち動物自身が認識している離散表現)を事前に用意することができない。したがって、認知科学的な言語学習モデル構築及び動物音声の分析には、推論対象の直接観測を前提とせず、現実的に観測可能なデータのみを入力として用いる教師なし学習技術の開発が不可欠となる。
本講演では、認知科学的言語学習モデリング及び動物音声分析のための教師なし学習技術とその応用を紹介する。前半では音声認識関連の技術に着目し、ヒトの音声言語学習のシミュレーション、及び動物の音声分類に関する研究を取り上げる。後半は配列・文法解析に着目し、直接観測できない階層構造を観測可能な時系列データから推定する手法や、当該技術を用いて動物音声における階層構造を検証した研究を紹介する。
森田尭氏について:
2018年、Massachusetts Institute of TechnologyにてPh.D in Linguisticsを取得。2018年8月より現職。新学術領域「共創言語進化」B01 行動生物班メンバー。機械学習を用いた言語学・動物行動学のデータ分析に従事。
参考文献 :
– Takashi Morita & Hiroki Koda. 2020. Exploring TTS without T Using Biologically/Psychologically Motivated Neural Network Modules (ZeroSpeech 2020). Proceedings of Interspeech 2020. pp. 4856–4860. DOI: 10.21437/Interspeech.2020-3127.
– Takashi Morita & Hiroki Koda. 2019. Superregular grammars do not provide additional explanatory power but allow for a compact analysis of animal song. Royal Society Open Science. p. 190139. DOI: 10.1098/rsos.190139.

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掲載日:2020年11月8日

第5回共創言語進化セミナー “A compositional view of the origins of the modern human language faculty”

*この行事は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
*本セミナーの動画配信は終了いたしました。多数のご視聴ありがとうございました。
【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
【共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「再帰的結合と身体性を基盤としたアブダクションによる他者意図推定の研究」】
日時  :2020/11/5 (木) 18:00-19:30 JST (10:00-11:30 CET) (延長の可能性あり)

場所  : Zoom (参加ご希望の方は登録サイトからご登録下さい。会議室情報を追って連絡します)

話者  :  Prof. Cedric Boeckx

      (Research Professor, Catalan Institute for Advanced Studies (ICREA),

      Universitat de Barcelona Institute of Complex Systems (UBICS))

タイトル: A compositional view of the origins of the modern human language faculty

言語   英語

概要  :
In this talk I want to explore new ways of probing further the mosaic nature of the language   faculty through the prism of its evolutionary trajectory. It is now clear that a simplistic evolutionary scenario of the sort still entertained by some linguists (e.g. Berwick and Chomsky’s 2016 “Why Only Us” account) is untenable, detached as it is from robust empirical considerations generated in allied disciplines (archaeology, paleogenetics, etc.). The piecemeal assembly of the language faculty over evolutionary time will be examined here, focusing not only on the subcomponents of language but also on the temporal order of their emergence. A bit like semanticists do when talking about compositionality, we’ll be asking about the component parts of the language faculty and how they were put together.
I’ll take inspiration from Limor Raviv’s recent work, and I’ll explore this question using agent-based modeling, but also through bioinformatic methods allowing us to date the origins of certain genetic variants.

参考文献:
– Kuhlwilm, M., & Boeckx, C. (2019). A catalog of single nucleotide changes distinguishing modern humans from archaic hominins. Scientific Reports, 9(1).
– Martins, P. T., & Boeckx, C. (2019). Language evolution and complexity considerations: the no half-merge fallacy. Plos biology, 17(11), e3000389.
– Raviv, L., Meyer, A., & S. Lev-Ari. (2019). Larger communities create more systematic languages. Proceedings of the Royal Society B, 286(1907):20191262.

Prof. Cedric Boeckxについて:
ハーバード大学言語学科准教授を経て、現在、スペインのCatalan Institution for Research and Advanced Studies (ICREA)の研究教授、バルセロナ大学の複雑系研究所(UBIC)および一般言語学部門のメンバー。研究グループ”Cognitive Biology of Language”のPI、新学術領域「共創言語進化」国際アドバイザーを務める。
人間の言語機能の神経生物学的基盤に新しい光をあてる、言語学、神経科学、進化生物学、遺伝学といった分野を統合する理論的・実験的研究を進めている。
著書として、”Linguistic Minimalism” (2006), “Bare Syntax” (2008), “Language in Cognition” (2009)(邦訳『言語から認知を探る―ホモ・コンビナンスの心』、”Syntactic Islands”(2012)、”Elementary Syntactic Structures” (2015) 等多数。2020年、レオナルド・フェローシップを得る。

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掲載日:2020年10月21日

第4回共創言語進化セミナー「人はなぜ言語と重複するジェスチャーをするのか」

*この行事は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
*動画配信は終了しました。
【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】
【共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「再帰的結合と身体性を基盤としたアブダクションによる他者意図推定の研究」】
 
タイトル:  人はなぜ言語と重複するジェスチャーをするのか
                     ーWhy do people use language-redundant gestures?
日時  : 2020/10/13 (火)17:30-18:30 JST
場所  : Zoom (参加ご希望の方は登録サイトから登録下さい。会議室情報を追って連絡いたします)
話者  : 小林 春美 氏(東京電機大学理工学部教授)
言語    日本語
概要  :
 ヒトは言語を使うようになる前でもジェスチャーなど非言語情報によりコミュニケーションをしていたと言われている。その後ヒトは言語を獲得したのちも、ジェスチャーを手放すことなく、両方を使うように進化した。これはなぜなのか。言語では表現しずらいことをジェスチャーが表現できるから、という補完の機能の説は納得しやすい。しかしこの説では、言語と一見完全に重複している状態でジェスチャーが産出される場合について説明できない。
本講演では発話と同時に産出されるジェスチャー(co-speech gesture)に注目し、redundantなジェスチャーは、言語構造解釈の曖昧性を低減できるから、という新しい説を提案する。日本語の「黒いしっぽの大きな猫」という句は、複数の意味解釈が可能である。成人にこの句を言いながらジェスチャーをしてもらうと、ジェスチャーの産出は指定された異なる意味を持つ言語構造によく対応することを見出した。言語発達の観点からもジェスチャーが言語構造の曖昧性低減に役立つことが示唆されることから、言語と重複するジェスチャーが言語進化に果たす役割を考察する。

小林春美氏について:
米メリーランド大学大学院にてPh.D.(発達心理学)。東京電機大学理工学部教授。
新学術領域「共創言語進化」認知発達班班代表。

言語科学会会長。言語発達を、非言語情報であるジェスチャーや視線方向との観点から研究している。

 

詳細はこちら
参考文献:
– Kashiwadate, K., Yasuda, T., Fujita, K., Kita, S., & Kobayashi, H. (2020). Syntactic Structure Influences Speech-Gesture Synchronization, Letters on Evolutionary Behavioral Science, 11(1), 10–14. DOI: https://doi.org/10.5178/lebs.2020.73
– Kashiwadate, K., Yasuda, T., & Kobayashi, H. (2019). Do people use gestures differently to disambiguate the meanings of Japanese compounds?. Cognitive Science Society Meeting pp. 527-531) (Student Travel Grants Award受賞)

 

掲載日:2020年10月5日

第3回共創言語進化セミナー “The symbol un-grounding process and the semiotic basis of grammar and syntax”

*この行事は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
*本セミナーの動画配信は終了いたしました。多数のご視聴ありがとうございました。

【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】

タイトル: The symbol un-grounding process and the semiotic basis of grammar and syntax
講演者: Terrence Deacon (Professor, University of California, Berkeley)
言語: 英語
日時: 2020/10/1(木) 10:30~12:00 JST (9/30 (Wed) 18:30-20:00 PDT)

概要:
It is widely assumed by linguists and psychologists that words are abstract sign vehicles arbitrarily mapped to corresponding mental concepts and categories of objects. This assumption leads to two troubling implications: 1) difficulty explaining how symbolic reference is established (the so-called “symbol grounding problem”) and 2) difficulty explaining the source of the systematic regularities of grammar and syntax (i.e. whether nature or nurture – innate mental algorithms or serendipitously widespread social conventions). These explanatory dilemmas derive from a reductive oversimplification of the symbol concept that ignores the fact that symbolic reference is hierarchically dependent on non-symbolic forms of reference (e.g. systematic relationships among iconic and indexical forms of reference).
I suggest instead that we need to invert this logic and consider a bottom-up analysis of the construction of symbolic reference. This can be termed the “symbol un-grounding process.” Iconic and indexical signs are intrinsically grounded in the sense that the sign vehicles themselves embody features (similar form and physical correlational features, respectively) that link them to what they refer. But symbolic forms, like words and morphemes which specifically lack intrinsic features to ground their reference, instead must depend on relations between sign vehicles to provide referential grounding. This means that what we describe as grammar and syntax are the expression of necessary iconic and indexical semiotic constraints that symbolic reference depends on for its referential grounding. In this sense many of the most nearly universal features of grammar and syntax derive neither from nature nor from nurture, but are expressions of semiotic universals. Failure to respect these constraints results in ambiguity of referential grounding.
This also undermines the so-called “poverty of the stimulus” argument, because it means that young children acquiring their first language actually receive extensive feedback about their use of grammar and syntax—in the form of failure to communicate or interpret reference. In addition, infants acquire considerable experience respecting the constraints of iconic and indexical communication prior to and during the early stages of language acquisition via their communicative interactions with caretakers and supported by their innate tendencies to point and track the attention of others.

Terrence Deacon教授について:
カルフォルニア大学バークレー校人類学部およびHelen Wills神経科学研究所教授。新学術領域「共創言語進化」国際アドバイザリーボードのメンバーを務める。。
Deacon氏は、ヒトの進化生物学と神経科学を架橋することで人間の認知の進化を解き明かす研究で世界をリードし、多数の重要な業績を出している。特に、1997年の著書”The Symbolic Species: The Co-evolution of Language and the Brain”(邦訳『ヒトはいかにして人となったか―言語と脳の共進化』)は世界的なベストセラーであり、言語進化・認知進化の研究に大きなインパクトを与えた。参考文献:
– Deacon, T.W. (1998) The Symbolic Species: The Co-evolution of Language and the Brain, W.W. Norton & Company (『ヒトはいかにして人となったか―言語と脳の共進化』 金子隆芳訳 (1999)、新曜社)
– Deacon, T.W. (2011) Incomplete Nature: How Mind Emerged from Matter, W.W. Norton & Company.
– その他言語、脳機能、進化に関する文献: https://scholar.google.com/scholar?hl=en&as_sdt=0%2C5&q=terrence+deacon&btnG=

ご案内の拡大は こちら

 

掲載日:2020年9月17日

第6回領域全体会議

*この行事は終了いたしました。

2020年9月15日(火)13時より第6回領域全体会議をオンラインにて開催いたします。

場所:zoom(会議室情報は別途ご連絡します)

本会議は領域メンバーのみのクローズド会議です。

プログラムダウンロードはこちらをクリックしてください。

 

 

掲載日:2020年9月10日

共創言語進化若手の会主催9月研究会「非言語的コミュニケーションと言語的コミュニケーション」

*この行事は終了いたしました。

共創言語進化若手の会主催の9月研究会「非言語的コミュニケーションと言語的コミュニケーション」を開催いたします。
ヒト以外の生物における非言語的コミュニケーションと、ヒトの言語コミュニケーションをご専門とする方々をお呼びし、両者の交叉点を探り、豊かな議論をしていきたいと考えています。

日時 :9/19(土),20(日) 13:00-16:30すぎ(延長の可能性あり)
場所  :Zoom(部屋が確定次第、申し込みいただいた方に個別にURLをお送りします)
登壇者:瀬口瑛子、伊藤真、武田浩平、小野原彩香、松本大貴
懇親会:20日の18時からZoom同室にて(自由参加、途中入室、退室可)

19日(土)
13:00-13:10  開会の辞、今日の発表者の紹介
13:10-14:10 【講演1】伊藤真 「カエルにおける異種間コミュニケーションの進化はどのようにして起こるか」
14:20-15:20 【講演2】武田浩平「鳥類の双方向シグナル:鶴の舞を事例に」
15:30-16:30 【講演3】瀬口瑛子「カラスのオス間の宥和関係を支える生理心理メカニズム:個体空間の許容から身体接触まで」
【発表の最後に、1日目の登壇者へ質問しそびれたことをあたらめて質問する時間を少し設けます。最大で30分を予定しております】

20日(日)
13:00-13:10  開会の辞、今日の発表者の紹介
13:10-14:10 【講演4】小野原彩香 「日本人はアクセントで内集団を見分けるか?また、どう振舞うか?」
14:20-15:20 【講演5】松本大貴「階層性と意図共有を紡ぐ—談話文法という名の赤い糸—」
15:30-16:30  総合討論
18:00-20:00? 懇親会

登壇者の発表要旨は以下のようになっております。
https://docs.google.com/document/d/1jbB0ntE2mp75I6o0w9y9Q13ZT9yDmEnI4WudvFL-ZVw/edit?usp=sharing

参加申し込みはGoogleフォームより承ります。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeXxeCnxZYEgLXOip0DaqBzjXqfse-NP7Kj3P902F3M1FB67w/viewform

日程のどちらか片方のみのご参加や、途中入室、退室も可能です。当日の飛び入りの申し込みでも問題ありませんが、
人数把握のためお早目のお申し込みをいただけますと幸いです。
またこの研究会はオープンなかたちで開催しますので、本告知の転送も歓迎いたします。
ご不明な点などに関する個別の問い合わせは徳増(tokumasu.yudai@gmail)のほうで承ります。

掲載日:2020年8月31日

第2回共創言語進化セミナー「道具にみる階層構造の発達と言語」

*この行事は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。

【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】

日時 : 2020/9/4 (金)17:00-18:00 JST

場所 : Zoom 

話者 : 佐野 勝宏氏(東北大学東北アジア研究センター教授)

タイトル: 道具にみる階層構造の発達と言語 
     Development of the hierarchical structure in human tools and language.

言語 : 日本語

概要:

人類の道具の発達史をレビューし、道具における階層構造の発達過程を見ていく。特に、弓矢などの複合的な連鎖構造を持つ狩猟具と言語の階層構造の共通性に着目し、この技術が出現・拡散していく過程を研究した成果について紹介する。その上で、複合的な連鎖構造を持つ狩猟具とそれ以前の初期の組み合わせ道具や左右対称な石器を比較検討し、人類が言語に見られる再帰的結合を操作する認知基盤を獲得した時期について議論する。

参考文献:
Sano, K, et al., (2019), The earliest evidence for mechanically delivered projectile weapons in Europe, Nature Ecology & Evolution, 3(10), 1409-1414. https://www.nature.com/articles/s41559-019-0990-3
Sano, K, et al., (2020), A 1.4-million-year-old bone handaxe from Konso, Ethiopia, shows advanced tool technology in the early Acheulean, Proceedings of the National Academy of Sciences, 117(31), 18393-18400. https://www.pnas.org/content/117/31/18393

佐野勝宏氏について:
ケルン大学先史・原史学研究所にて学位取得後、東北大学文学研究科、東京大学総合研究博物館、早稲田大学高等研究所を経て、2019年より東北大学東北アジア研究センター教授。新学術領域「共創言語進化」人類進化班研究分担者。
人類の進化史、狩猟具の投射技術の発達などを専門とし、ホモ・サピエンスの生物学的特性を理解するため、人類進化と道具の製作・使用体系の発達史に関する研究を進める。
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/staff/sano/sano.html

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掲載日:2020年8月13日

共創言語進化×思春期主体価値 合同若手研究会     「共創的コミュニケーションとは何か?」

この行事は終了いたしました。
場所:Zoomを用いたWeb開催
日時:2020年8月29日(土)10:00~16:00 終了後 懇親会

【午前の部 10:00-13:00】
10:00-10:10 趣旨説明
10:10-10:40岡ノ谷 一夫 「意図共有と階層性はなぜ言語起源の二つの柱となるのか」
10:40-11:10 橋本 敬「共創的コミュニケーション:what is it, who has it, and how could it evolve?」
11:15-11:45 笠井 清登「他者、価値、思春期、言の葉、主体化、ニッチ構築、再び言葉、当事者化、共同創造」
11:45-12:15 クロストーク

【午後の部 13:00-16:00】
13:00-13:15 堀川 遼太、外谷 弦太「共創的コミュニケーションの生態学的モデル」
13:15-13:30田中 雅史、富田 健太 「ヒトとトリの発声におけるリズム生成・同調能力」
13:30-13:45 米納 弘渡「共創的コミュニケーションという概念について」
14:00-14:15 森田 理仁、徳増 雄大、田島 知之「人類進化から見たコミュニケーションの生態学的基盤」
14:15-14:30 真隅 暁、中田 星矢「新しいアイディアや行動をどう広めるか?:伝達バイアスの利用と阻害」
14:30-14:45 柳下 祥「ドーパミン機能からみる個体と社会の相互作用」
15:00-15:15 阪口 幸駿「個人間・集団間の価値と認知特性の違いを考慮した、これからの時代の共創的コミュニケーション」
15:15-15:30 熊倉 陽介、金原 明子「精神保健サービスにおける共創的コミュニケーションの展開と展望」
15:30-16:00 総合討論
16:00-18:00 Web懇親会

掲載日:2020年8月9日

第1回共創言語進化セミナー “Constructive approaches to language evolution”

*この行事は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。

【主催:科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」】

日時 : 2020/8/19 (水)17:00-18:30 JST (10:00-11:30 CEST) 
場所 : Zoom 
話者 : Luc Steels(Research Professor,Catalan Institute for Advanced Studies
    (ICREA) (IBE-UPF/CSIC) Barcelona)

タイトル: Constructive approaches to language evolution

概要:
The problem how human languages have evolved is one of the most fascinating problems of science. We have a lot of data on actual language evolution collected by historical linguists and sociolinguists but there is still no widely accepted theory. This presentation surveys work that uses a synthetic or constructive approach to study this problem, meaning that we proceed through experiments with artificial agents (possibly even humanoid robots) that are given the minimal infrastructure to create their own language and then we observe what language emerges.
There is a practical utility to this challenge but in this talk we are interested to learn more about how these experiments can inform us about the origins of human language.
The constructive approach started already in the mid nineteen-nineties and has by now yielded a rich harvest of models and experiments. Recently there has been a renewed interest to apply methods from deep learning. This talk surveys progress so far and then looks ahead to see how we could most profitably advance further.

Luc Steels氏 略歴:
ブリュッセル自由大学計算機科学科の教授、Sony Computer Science Laboratory – Parisの所長を長く務め、現在はスペインのCatalan Institution for Research and Advanced Studies (ICREA)の進化生物学研究所の研究教授であり、新学術領域「共創言語進化」国際アドバイザーを務める。
Steels氏は欧州における人工知能研究のパイオニアであり、特にエキスパートシステム、群ロボット、人工生命の研究で重要な貢献をしている。そして、ロボットやコンピュータシミュレーションを用いた言語進化研究の構成論的研究の創始者の一人である。

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掲載日:2020年8月6日

無料 動画配信 「生命進化の終焉とシンギュラリティ後の世界セミナー」

この行事は終了しました
2020年3月19日14:30~17:35 「生命進化の終焉とシンギュラリティ後の世界セミナー」を、COVIT-19感染拡大防止のため、無料「動画配信」いたします。配信URLは下記のとおりです。

https://www.youtube.com/watch?v=yfWDgEHH1OA&feature=youtu.be&fbclid=IwAR0vJWcvwS-Rk0DXhqDODE8IyqhS-00V_MDtTLxPwqFAVDiGqNoJOP7AnUM

セミナーに関する情報は、こちらをご覧ください。

 

2020年3月19日(木) 14:30~17:30

オンラインイベント

スケジュール

14:30 開会の辞/会場説明 岡ノ谷一夫
14:35 趣旨説明 山川 宏
14:45 AI脅威論 中川裕志
15:00 技術進展がもたらす進化戦略の終焉 山川宏
15:30 言語の発生と進化の終わり 岡ノ谷 一夫
16:00 休憩
16:10 環境は創発する 長谷敏司 (SF作家)
16:25 パネルディスカッション モデレータ :中川裕志

パネリスト: 長谷敏司、山川宏、岡ノ谷一夫

17:25 閉会の辞 中川裕志
17:30 終了

 

掲載日:2020年2月5日

新学術「共創言語進化」国際セミナー 「鳥の感覚世界」

この行事は中止となりました

2020年3月17日(火) 14:30 ~ 17:20 東京大学駒場キャンパスⅠ コムシーウエストにて、新学術「共創言語進化」国際セミナー 「鳥の感覚世界」を開催致します。

新学術「共創言語進化」領域 国際セミナー

 

プログラム

14:30    はじめに 

      領域代表 岡ノ谷一夫

14:40 – 15:40 鳥の視覚世界 

      ビーレフェルト大学 ハンス=ヨアキム・ビッショフ

15:40 – 15:50 休憩

15:50 – 16:50 鳥の聴覚世界 

      メリーランド大学 ロバート・ドゥーリング

16:50 – 17:20 総合討論 

      領域代表 岡ノ谷一夫

場所:東京大学駒場Iキャンパス KOMCEE WEST レクチャーホール

参加費・参加登録不要

 

ポスターは こちら

 

掲載日:2020年2月4日

公開シンポジウム「動物たちの意図共有」

この行事は中止となりました

主催:日本学術会議行動生物学分科会

共催:新学術領域「共創言語進化学」、日本動物行動学会、日本動物心理学会

日時:令和2年3月9日 14時~17時30分

場所:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)

 

プログラム

14:00 – 14:10 開会挨拶・趣旨説明 岡ノ谷一夫 /東京大学

14:10 – 14:40 「真社会性ハダカデバネズミの集団意思決定と対立」沓掛展之 /総合研究大学院大学

14:40 – 15:10 「動物の協調行動:ニホンザルの音声鳴き交わしとラットの身体動作同期から」勝野吏子 /東京大学・日本学術振興会

15:10 – 15:40 「ハンドウイルカにおける協力行動」山本知里 /京都大学・日本学術振興会

15:40 – 15:50 休憩

15:50 – 16:20 「チンパンジー・ボノボの乳児に対する認知」川口ゆり/京都大学・日本学術振興会・

16:20 – 16:50 「オカメインコの“ユニゾン”から探る意図共有の心理・生理基盤」関義正/ 愛知大学

16:50 – 17:00 「コメント:心は行動の独立変数か従属変数か」渡辺茂 / 慶応義塾大学

17:00 – 17:25 総合討論 司会:岡ノ谷一夫

17:25 – 17:30 閉会の挨拶 辻和希 /琉球大学

 

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掲載日:2020年1月31日

東京大学 進化認知科学研究センター 公開シンポジウム 「音声の発達と学習:ヒトと小鳥の比較」

この行事は中止となりました

HPはこちら
https://sites.google.com/view/ecs-sympo-2020/

日時: 2020年3月4日(水) 14:30 ~ 18:30
場所: 東京大学駒場キャンパスⅠ 学際交流ホール
(アドミニストレーション棟3F)

「小鳥の歌リズムのバラツキと適応 」
橘 亮輔(東京大学 進化認知科学研究センター 助教)
「小鳥の歌の発達・維持のメカニズム」
小島 哲(Korea Brain Research Institute 主任研究員)
「乳児期の日本語音声発達ーリズムとアクセントの視点を中心にー」
麦谷 綾子(日本女子大学人間社会学部 准教授)
「乳児の音声言語獲得と発話・運動能力の発達」
皆川 泰代(慶應義塾大学文学部 教授)

 

 

掲載日:2020年1月30日

オーガナイズドセッション “Various constructive approaches to revealing the origins and evolution of language”

日時:2020年1月24日(金) 8:45~12:00
会場:ビーコン・プラザ, 別府, 日本

 

オーガナイズドセッション Various constructive approaches to revealing the
origins and evolution of language

in 25th International Symposium on Artificial Life and Robotics (AROB 2020)
* Time&Date: 8:45~12:00, January 24th (Fri), 2020
* Place: B-Con PLAZA, Beppu, Japan
* Organizer: Hiroto Yonenoh (Nagoya University), Genta Toya (JAIST)

 

How and why did humans come to have language faculties and complex
languages? This issue, i.e., “the origins and evolution of language,”
has been studied in various fields using various methods. In order to
think about this issue, we need not only to treat each of the various
components (e.g. biological/cultural evolution, thinking/communicative
abilities of individuals) separately, but also to consider the complex
interactions between their objects. We regard the constructive
approaches as very powerful ones to deal with the origins and evolution
of language. In view of the importance of the various approaches, this
session focuses on the studies of the origins and evolution of language
using various constructive approaches.

言語の起源・進化に迫る多様な構成論的アプローチ

25th International Symposium on Artificial Life and Robotics (AROB 2020)
内オーガナイズドセッション
* 日時:2020年1月24日(金) 8:45~12:00
* 会場:ビーコン・プラザ, 別府, 日本
* オーガナイザー:米納弘渡(名古屋大学),外谷弦太(JAIST)

ヒトがなぜ、どのようにして現在のヒト固有の言語能力と、複雑な言語を持つに至ったか.この言語の進化・起源という問題は、様々な分野で様々な手法を用いて研究されているが、言語の進化・起源の問題を考える上では、その様々な構成要素(たとえば、生物/文化進化、思考/コミュニケーション能力など)のそれぞれを別々に扱うだけでなく、それらの対象間の複雑な相互作用を考慮する必要がある。そのため、言語の進化・起源を扱う上では、対象の本質を反映する動的現象を計算機内や現実世界に現出させようとする構成論的アプローチは非常に有力な手法の1つである。本セッションでは、構成論的アプローチを用いた言語の起源・進化の研究に焦点を当てる。

言語:英語
*発表の募集は終了しています。聴講にはAROB2020(https://isarob.org/symposium/)への参加登録が必要です。参加費等は大会ウェブページをご覧ください。

掲載日:2020年1月8日

シンポジウム “Emotion, Mirror, and Reward: Reconsidering the Russian Doll model”

日時:2020年1月11日(土) 13:00~17:20 この行事は終了しました

会場:東京大学駒場1キャンパス KOMCEE West レクチャーホール(キャンパスマップ

講演者:

岡ノ谷 一夫(東京大学)

柳原 真(東京大学)

幸田 正典(大阪市立大学)

嶋田 総太郎(明治大学)

Frans B.M. de Waal (Emory University)

プログラムはこちら

ポスターはこちら

要旨はこちら

 

言語:英語

※事前予約不要、参加費無料、どなたでも参加できます。

掲載日:2019年12月23日

日本発達心理学会第31回大会シンポジウム「身体性(embodiment)から見たジェスチャー、手話、言語」

発達心理学会言語発達分科会、新学術領域共創言語進化(B03班とA01班協力) 共催

日時:2020年3月4日(水) 12:30-14:30

会場:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)

日本発達心理学会第31回大会HP

司会:小林 春美 (東京電機大学、B03代表)

話題提供者:

三宅 英典(松山東雲女子大学)

岸本 健    (聖心女子大学)

武居 渡    (金沢大学)

指定討論者:谷口 一美(京都大学、A01分担)

 

私たちは生きている限り基本的に常に環境から視覚・聴覚・触覚などの感覚情報を受け取り、自分の手足など身体を動かして空間を動き回っている。こうした身体的経験は、人間の言語・記憶など認知能力のあり方に大きな影響を及ぼすとする考え方が、認知における「身体性(Embodiment)」の概念である(Barsalou, 1999他)。

ジェスチャーや手話は言語の身体性を考える上で、大変有用な視点を提供すると言える。言語との関係で重要なジェスチャーとして表象的ジェスチャーがあり、対象物の方向を指し示す直示的ジェスチャーと、対象物の特徴を手の動きなどにより示す映像的ジェスチャーが含まれる。ジェスチャーはしばしば言語を伴い、単独でも使われる。手話は言語であるが、通常の直示的ジェスチャーとは異なった、言語としての特徴を持つ指さしが重要な役割を果たし、映像的ジェスチャーが影響を与えたと見られる手話単語も多く含む。いずれも感覚運動情報と概念が深く関わり、言語とも接地を持つ。
本シンポジウムは、ジェスチャーあるいは手話研究を実証的に行なっている研究者から話題提供いただき、さらに身体性の視点が重要性を増しているとされる認知言語学の専門家に議論いただくことにより、言語とその発達における身体性を考察する。

映像的身振りと言語発達
三宅英典(松山東雲女子大学)
映像的身振りとは,動作や事物の特徴を再現するような身振りである。例えば,手を洗うような身振りや,物の大きさや形を表すような身振りが挙げられる。このような身振りは発話内容と密接に関連しているが,言語発達とはどのような関係にあるのだろうか。
3歳未満児の言語発達では,このような身振りが特定の意味と結びつけた表現 (ベビーサイン) 
として,幼児とのコミュニケーションツールとして機能するだけでなく,身振りと関連する語彙の獲得を促すことが示唆されている (Goodwyn, Acredolo, & Brown, 2000)。しかし,3歳児以降になると,映像的身振りと語彙の発達には相関がみられていない (藤井, 1999)。Mayberry & Nicoladis (2000) 
は,バイリンガルの言語習得過程から,映像的身振りが,2語発話の出現以降では語彙の発達ではなく統語論や語用論の発達と関連していることを示唆している。
そこで,本報告では,映像的身振りと言語発達に焦点を当てた先行研究を紹介しながら,コミュニケーション能力の発達における映像的身振りの役割について議論を交える。

乳幼児による直示的ジェスチャーと言語発達
岸本 健(聖心女子大学)
1歳齢頃から産出される指さしなど,乳幼児の直示的ジェスチャーは,言葉の発達の早い・遅いの予兆となり得ることが古くから指摘されてきた。一方で,乳幼児の直示的ジェスチャーがなぜ言葉の発達と結びついているのか,その理由については判然としていない。ただ,この理由の1つとして,乳幼児の直示的身振りに,指示した対象の名称などを周囲の養育者に言語的に答えさせる機能(質問の機能:Interrogative function)があること,そして,乳幼児が直示的ジェスチャーに備わったこの機能を利用し,効果的に言葉を学習している可能性が指摘されている(例えばBegus & Southgate, 2012)。本話題提供では,乳幼児の直示的ジェスチャーに備わった「質問の機能」について検討された実験的研究についてレビューするとともに,乳幼児が実際に周囲から言語的に答えさせるために直示的ジェスチャーを呈示していることを示した話題提供者の研究(Kishimoto, 2017)を紹介する。本話題提供を通して,なぜ乳幼児による直示的ジェスチャーが後の言語発達と関連しているのか議論したい。

手話における身体性
武居 渡(金沢大学)
ここでは、ホームサインおよび手話言語の中の指さしを取り上げる。不就学のろう者が作り出すホームサインにおいて、指さしは具体物を表すだけでなく、その場にないものを表すのにも用いられ、さらに指さしそのものが語彙になる例も見られた。さらに、疑問や命令を表す文法マーカーとしても指さしが使用されていた(武居・鳥越・四日市, 1997)。このような指さしの機能拡大は、手話を獲得するろう児においても観察され、その場にないものを指さしによって表し、指さしが時間と空間を超えて使用されていた(武居・四日市, 1998)。さらに、「指さし+手話単語+指さし」のような発話が1歳を過ぎると観察されるようになる。2回の指さしは意味的には冗長であるため、後者の指さしが主語を明示する文法マーカーになっていった(Takei and Torigoe, 2001)。指さしが手話言語に取り込まれる過程で、聴者が使う指さしとは異なる機能を担い、手話の文法を表示するマーカーとしても使用されることが明らかになった。

情報提供 小林春美

掲載日:2019年12月20日

日本歴史言語学会2019年大会シンポジウム 「進化言語学への招待」

日時:2019年12月14日(土) 13:45-17:30

会場:広島大学東広島キャンパス    この行事は終了しました

登壇者:

藤田耕司(A01)

竹澤正哲(C01)

香田啓貴(B01)

関 義正(B01)

保坂道雄(A01)

笹原和俊(C01)

シンポジウム要旨はこちら

大会プログラムはこちら

 

掲載日:2019年11月26日

2019年度第2回 東北学院大学 英語英文学研究所 定例公開講演会

日時: 2019 年12月14日(土)14:00-17:10

会場: 東北学院大学土樋キャンパス ホーイ記念館 H302教室

音韻論における関係特性       この行事は終了しました

Relational Properties in Phonology

講師:Kuniya Nasukawa(Tohoku Gakuin University)

Asymmetric properties in phonology

Shin-ichi Tanaka(University of Tokyo)

On the Three Geneses of Syllable Structure: A Perspective from Minimalist Phonology

Hisao Tokizaki(Sapporo University)

Strong vs. weak: relational prominence in Externalization

Nancy C. Kula(University of Essex, UK)

NC sound patterns: Universal tendencies and evolutionary explanations via licensing relations

ポスターはこちら

プログラムはこちら

使用言語: 英語

参加費無料 事前登録不要

 

 

 

掲載日:2019年10月30日

日本語用論学会第22回大会シンポジウム (22nd Annual Conference Symposium)

日時:2019年11月24日(日)13:30-16:00            この行事は終了しました

会場:京都外国語大学

Kyoto University of Foreign Studies 
Address : 6 Kasame-cho, Saiin, Ukyo-ku, Kyoto 615-8558 JAPAN
Phone : 075-322-6012

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シンポジウム  (Symposium) (大会二日目午後)

『音声・言語・こころ:ヒトのコミュニケーションの進化的起源をいかに捉えるか』

司会者: 松井智子(東京学芸大学)

登壇者: 岡ノ谷一夫(東京大学)

     香田啓貴(京都大学)

     橋彌和秀(九州大学)

言語・コミュニケーションとそれらを可能にするヒトのこころの進化的起源についての研究動向を俯瞰し議論します。講師・司会として、文部科学省新学術領域「共創的コミュニケーションのための言語進化学」メンバーが登壇します。本領域は「階層性」と「意図共有」を2つの柱として、これらの融合としての⾔語進化(共創言語進化)のメカニズムを解明し、コミュニケーションの未来と人類の存続のあり⽅を提言することを目指すものです。シンポジウムでは近年の言語進化研究の全貌をご紹介いただくとともに、語用論とも関わりの深い、音声および意図共有の果たす役割に着目して議論いただきます。言語の起源を進化生物学的な視点から論じ、コミュニケーションにおける語用論的側面の意味を新たな視点から見直す貴重な機会です。ぜひお誘い合わせてご参加ください。

※非会員でも参加できます(要会費)

 

掲載日:2019年10月17日

Evolinguisticsシンポジウム “Concepts and Categories”

日時:2019年10月29日(火)13:30~17:30              この行事は終了しました

会場:東京大学駒場1キャンパス KOMCEE West レクチャーホール(キャンパスマップ

招待講演者:
Dedre Gentner(Northwestern Univ.)
W.Tecumseh Fitch(Univ. of Vienna)
Mutsumi Imai(Keio Univ.)
Toshitaka Suzuki(Kyoto Univ.)

プログラムはこちら

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言語:英語

※事前予約不要、参加費無料、どなたでも参加できます。

 

 

掲載日:2019年9月27日

公募研究説明会(京都)

この行事は終了しました

日時:2019/9/22(日)14:00~17:30

会場:京都大学 吉田南キャンパス 人間・環境学研究科棟 地下大講義室 (キャンパスマップ

※事前申込は必要ありません.会場は飲食禁止です

公募研究説明会のご案内と申請のお誘い2019

 

プログラム:

14:00-14:30    開会・領域説明  領域代表 岡ノ谷一夫(東京大学)

14:30-15:20    各計画研究説明 (1)

・ A01言語理論班代表  藤田耕司(京都大学)

・ B01行動生物班代表  岡ノ谷一夫(東京大学)

15:20-15:30    休憩

15:30-16:45    各計画研究説明 (2)

・ B02人類進化班代表  井原泰雄(東京大学)

・ B03認知発達班代表  小林春美(東京電機大学)

・ C01創発構成班代表  橋本 敬(北陸先端科学技術大学院大学)

16:45-17:00    公募申請・審査スケジュール説明 井原泰雄(東京大学)

17:00-17:30    個別相談会

 

問い合わせ:事務局 橋本 敬 hash@jaist.ac.jp

掲載日:2019年9月4日

公募研究説明会(東京)

この行事は終了しました

日時:2019/9/23(月)14:00-17:30

会場:東京大学駒場1キャンパス KOMCEE West レクチャーホール(キャンパスマップ

※事前申込は必要ありません.会場は飲食禁止です

公募研究説明会のご案内と申請のお誘い2019

 

プログラム:

14:00-14:30    開会・領域説明  領域代表 岡ノ谷一夫(東京大学)

14:30-15:20    各計画研究説明 (1)

・ A01言語理論班代表  藤田耕司(京都大学)

・ B01行動生物班代表  岡ノ谷一夫(東京大学)

15:20-15:30    休憩

15:30-16:45    各計画研究説明 (2)

・ B02人類進化班代表  井原泰雄(東京大学)

・ B03認知発達班代表  小林春美(東京電機大学)

・ C01創発構成班代表  橋本 敬(北陸先端科学技術大学院大学)

16:45-17:00    公募申請・審査スケジュール説明 井原泰雄(東京大学)

17:00-17:30    個別相談会

17:40-19:40    懇談会

問い合わせ:事務局 橋本 敬 hash@jaist.ac.jp

掲載日:2019年9月4日

共創言語進化小講座「ヒトと動物の行動の系列表現とその処理」

この行事は終了しました

•場所: 東京大学総合文化研究科(駒場キャンパス)3号館113室
•日時: 2019年7月25日14:30-16:30
•問い合わせ先: 香田啓貴(koda.hiroki.7a[at]kyoto-u.ac.jp) #atを@に変えてください
•英語要旨ですが会議は日本語で実施します

ねらい

生成文法や言語脳科学,霊長類学を専門にする研究者などがヒトの言語やヒト以外の動物の歌などの系列表現や認知処理機構についての最新の話題を提供し,ヒト言語の固有性について議論したいと思います.

プログラム

•14:30 – 14:35 趣旨説明
•14:35 – 14:55

Neural mechanisms for artificial grammar processing
◦幕内充(国立リハビリテーションセンター)

•14:55 – 15:15

Primate sequential actions before emergences of hierarchical structures
◦香田啓貴(京都大学霊長類研究所)

•15:15 – 15:55

Systems underlying human and nonhuman primate communication: One, two, or infinite
◦宮川繁(MIT) & Esther Clarke(Durham University/MIT)

•15:55 – 16:00  5分休憩
•16:00 – 16:30  総合討論. 指定討論者:外谷弦太(JAIST)・水原誠子(東京大学)

要旨

1. Neural mechanisms for artificial grammar processing
•幕内充(国立リハビリテーションセンター)

Reber (1967) investigated artificial grammar learning (AGL) for study of implicit learning, and AGL has served as an evidence that men have ability for learning of new languages implicitly in adults after the ‘critical period’. fMRI has provided data that indicate AGL activate the language centre such as Broca’s area,collaborating a view that AGL paradigm capture the core mechanisms of language, namely syntax, without any effect of semantics. The seminal paper by Fitch, Hauser, & Chomsky (2002), has boosted AGL studies contrasting context-free grammar (CFG) and regular grammar (RG). The main finding was that humans can process both CFG and RG, but monkeys can only RG. Using fMRI, Friederici et al., supported this finding by showing that CFG activated Broca’s area but RG did the frontal operculum instead of Broca’s area.

2. Primate sequential actions before emergences of hierarchical structures
•香田啓貴(京都大学霊長類研究所)

Animal sequential behaviour such as bird songs have been comparatively tested with the human language syntax, and most researchers have believed that the lacks of hierarchy organizations in the sequential actions of animal behaviours were a key component to divide animal songs from our language syntactic rules. Here I talked our recent progress of grammatical analysis of gibbon songs or sequential analysis of monkeys action patterns. Together with the evidence of the other animals, I will attempt to discuss a possible evolutionary causation to provide only us a hierarchy complexity.

3. Systems underlying human and nonhuman primate communication: One, two, or infinite
•宮川繁(MIT) & Esther Clarke(Durham University/MIT)

Using artificially synthesized stimuli, previous research has shown that cotton-top tamarin monkeys easily learn simple AB grammar sequences, but not the more complex AnBn sequences that require hierarchical structure. Humans have no trouble learning AnBn combinations. A more recent study, using similar artificially created stimuli, showed that there is a neuroanatomical difference in the brain between these two kinds of arrays. While the simpler AB sequences recruit the frontal operculum, the AnBn array recruits the phylogenetically newer Broca’s area. We propose that on close inspection, reported vocal repertoires of Old World Monkeys show that these nonhuman primates are capable of calls that have two items in them, but never more than two. These are simple AB sequences, as predicted by previous research. In addition, we suggest the two-item call cannot be the result of a combinatorial operation that we see in human language, where the recursive operation of Merge allows for a potentially infinite array of structures. In our view, the two-item calls of nonhuman primates result from a dual-compartment frame into which each of the calls can fit without having to be combined by an operation such as Merge. This is expected if the two-term calls arise from recruiting the frontal operculum, which is known to combine two items, but never more than two.

掲載日:2019年7月11日

Evolinguistics Symposia 2019

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本領域では 「Evolinguistics Symposia 2019」と題して、言葉の起源を身振りであるとする説で著名なオークランド大学 ・M.コーバリス名誉教授、さらにウォーリック大学・喜多壮太郎教授(B03班海外協力)、ハンブルク大学・U.リスコウスキ教授を招聘し、京都(8月13日)・東京(8月15日)にて二つのシンポジウムを開催します。

詳細は、特設サイトをご覧ください。

どなたでも無料でご参加いいただけますが、参加は登録制です。(こちらのフォームよりお申込みください。当日現地での登録も可能です。)使用言語:英語

日時・会場:
8月13日(火)13:30-17:30 キャンパスプラザ京都 4階 第3講義室

8月15日(木)14:00-18:00 / 18:00~20:00 懇談会 東京大学 駒場Iキャンパス 21 KOMCEE West B1F レクチャーホール

プログラム:
8月13日(火)Roles of Gesture in Language and Communication
Gestures and the origin of language – Michael Corballis, Emeritus Professor, University of Auckland
What children’s gestures tell us about evolution of language – Sotaro Kita, Professor, University of Warwick
Origins of non-linguistic gestural communication – Ulf Liszkowski, Professor, University of Hamburg

8月15日(木)Time, Gesture and Evolution of Language
The evolution of human language – Michael Corballis,  Emeritus Professor, University of Auckland
Children create design features of language – Sotaro Kita, University of Warwick

アブストラクトは、特設サイトにてご覧ください。

8月15日の東京会場では18:00より懇談会を予定しております。参加登録フォームに出欠欄を設けていますので、7月25日までにご登録ください。(費用:1,000円予定)

*****     *****     *****

※なお、この催しの前に関西学院で開催されるICLC15(第15回国際認知言語学会)にKita教授がPlenary speakerとして、また、Liszkowski教授および領域メンバーらが下記2つのTheme Sessionに登壇します。8月8日には大阪にてU.Liszkowski教授によるセミナーを開催します。

ICLC15 Plenary Talk by Sotaro Kita

・8月9日(金)09:00-10:30 Gesture, metaphor, and spatial language

ICLC15 Theme Session

・8月7日(水)10:50-15:10 Roles of gesture and body movement in communication(オーガナイザー:B03小林代表)

・8月9日(金)13:30-15:30 Evolinguistics: Where Cognitive Linguistics and Generative Grammar Meet (オーガナイザー:A01藤田代表)アブストラクトはこちら

Evolinguistics Seminar by Ulf Liszkowski

・8月8日(木)13:30-15:30  Study on human gestures (tentative)   会場:AP大阪梅田茶屋町 ルームG <参加費無料>

本件の問合せ先:小林春美(B03班代表・東京電機大学)h-koba@mail.dendai.ac.jp・藤田耕司(A01班代表・京都大学)fujita.koji.3x@kyoto-u.ac.jp

掲載日:2019年6月5日

Minisymposium for Comparative Neurobiology of Songbirds

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B01班共催「鳴禽の比較神経生物学のためのミニシンポジウム」を開催します。

詳細は、こちらのウェブサイトをご覧ください。

日時:2019年6月5日(水) 15:30~18:00
会場:東京大学 駒場キャンパス 3号館113室
問い合わせ:橘亮輔(東京大学)rtachi [at] ecs.c.u-tokyo.ac.jp

概要:
鳴禽類の行動学・神経科学についてのさまざまな研究を紹介をする会を行います。鳴禽類であるキンカチョウやブンチョウなどオスは、歌ったり踊ったりしてメスに求愛します。また、この求愛行動の大部分は学習によって獲得されるようです。本会では鳴禽の歌学習やダンス制御を対象としている研究者が集まり、さまざまな技術を使った神経科学的研究をご紹介します。また、今後のこの分野の発展について議論します。

プログラム:
Consolidation timing of reinforcement-based learning in birdsong
Ryosuke O. Tachibana  (The University of Tokyo)

Integration of song and dance in java sparrows
Chihiro Mori (The University of Tokyo)

Social influence on VTA/SNc auditory activity in zebra finches
Shin Yanagihara (The University of Tokyo)

Effects of vocal motor skill practice on brain circuit organization
and hormone responsiveness
Mariana D. Rocha (Max Planck Institute for Ornithology)

Methodological advances towards multi scale connectomics of the songbird brain
Daniel N. Düring (University of Zurich / ETH Zurich)

掲載日:2019年5月29日

Stone Tools, Language and the Brain in Human Evolution 人類進化における石器・言語・脳

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Mercedes Okumura博士による進化言語学の講演会を開催いたします。

博士はサンパウロ大学人類進化研究所の生物考古学者(bioarchaeologist)ですが、今回は特に言語の起源と進化をもたらす背景に焦点を当てて、お話しいただきます。

また、今回はなんと、言語学者として言語起源について独自の理論を提唱されているMITの宮川繁先生にコーディネーターを務めていただきます。
みなさまもふるってご参加ください。

日時:2019年6月18日(火)15:00~16:30

会場:東京大学駒場Ⅰキャンパス18号館  4F コラボレーションルーム1

講師:Mercedes Okumura(Laboratory for Human Evolutionary Studies, Institute of Biosciences, University of São Paulo, Brazil)

コーディネーター:宮川繁(MIT・B01班協力)

タイトル:Stone Tools, Language and the Brain in Human Evolution

要旨:This talk aims to present the state-of-the-art research on the interplay among stone tool making, brain size, and the origins of language in human evolution. We will address the use of tools in non-human animals and its adaptive significance, as well as the main innovations observed in tool making along the evolutionary history of humans. We will also discuss how changes in the brain size and shape in the hominin lineage could be related to both tool making and language.

問い合わせ先:井原泰雄 iharay@bs.s.u-tokyo.ac.jp(B02班代表・東京大学理学系生物科学専攻)

掲載日:2019年5月22日

国際シンポジウム「イマ、アジアノ言語ガ オモシロイ Learning Sounds of Asian Languages」

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B03班 研究分担者 馬塚れい子 「基盤研究(S)16H06319 乳児音声発達の起源に迫る:アジアの言語から見た発達メカニズムの解明」他との共催で国際シンポジウム「イマ、アジアノ言語ガ オモシロイ Learning Sounds of Asian Languages」を開催いたします。

日時:2019年7月6日(土) 10:00-17:00
会場:東京大学駒場キャンパス駒場キャンパスⅠ 21 KOMCEE EAST K011

ポスターダウンロードは画像をクリックしてください。

講演者:
Katherine Demuth (Macquarie Univ.)
Leher Singh (National Univ. of Singapore)
Henny Yeung (Simon Fraser Univ.)
Chutamanee Onsuwan (Thammasat Univ.)
Youngon Choi (Chung-Ang Univ.)
Mutsumi Imai (Keio Univ.)
Hyun Kyung Hwang (Univ.of Tsukuba)

言語:英語
参加費:無料
https://lang-dev-lab.brain.riken.jp/asianlanguages-symposium.html

問合せ先:馬塚 れい子(RIKEN CBS/B03班分担)
reiko.mazuka★riken.jp
※お問い合わせの際は、上記メールアドレス内★を@に置き換えて送信してください。

掲載日:2019年5月16日

ALE (思春期の社会性と言語進化についての公開シンポジウム)

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人間行動生態学、進化心理学、発達科学、文化進化学、進化人口学といった分野のトピックについて、7名の研究者(うち5名はイギリスからのゲスト)による講演等を予定しております。
詳細は、以下のウェブページをご覧くださいませ。
https://sites.google.com/site/alesymposium2019/

ポスターダウウンロード

日時:2019年7月5日(金)13:00~18:35

会場:東京大学本郷キャンパス 理2号館 4階 講堂

We are running two research projects entitled “Adolescent Sociality across Cultures: Establishing a Japan-UK Collaboration” and “Evolinguistics: Integrative Studies of Language Evolution for Co-creative Communication”. These two projects share many topics, such as life history evolution, cultural transmission, social network, communication, cognitive development, and (allo)parental investment, including general evolutionary and ecological foundations of humans. This symposium provides an opportunity to explore ideas, to build research networks, and to advance more integrated approaches. We will welcome 7 speakers (including 5 researchers based in the UK) whose talks cover several aspects of the adolescent sociality and language evolution. Organizers hope that you can enjoy this symposium like ALE beer! (or your favorite something!)

企画者:森田理仁、徳増雄大、井原泰雄(東京大学大学院 理学系研究科 生物科学専攻 進化人類学研究室)
お問い合わせ先:mmorita.human “at” gmail.com(森田)

掲載日:2019年5月7日

The Evolving Language Capacity in the Lineage of Genus Homo

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Dieter Hillert 教授(San Diego State Univ, USA)によるレクチャー “The Evolving Language Capacity in the Lineage of Genus Homo” を開催します。

日時:4月12日(金)13:00~

会場:東京大学駒場Iキャンパス 3号館2F 211A号室

A unique trait of modern humans is to use symbols in a recursive fashion to express thoughts. This neurally implemented language capacity evolved after the split from genus Pan about 6 ma (years ago) leading to modern humans. It has been said however that the language capacity emerged more recently with the appearance of behavioral modernity ca. 100-50 k years ago. In considering genetic and neuroanatomical findings but also records about prehistoric cultural traditions, it seems reasonable to assume that the biological capacity for language may have evolved much earlier than previously thought not only in modern humans about also in our sister species Neanderthals and Denisovans. Linguistic fossils, traces of a linear grammar, which can be found in various forms of languages, point moreover to a premodern language stage. We draw conclusions about the possible language capacity of Homo erectus, which may have been an a priori condition for the emergence of a recursive modern language capacity.
連絡:岡ノ谷 一夫 <cokanoya@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp>
主催:新学術領域共創言語進化

掲載日:2019年4月10日

日英自閉スペクトラム症研究シンポジウム

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来る5月9日に東京大学駒場Iキャンパスにおいて、本領域共催で「日英自閉スペクトラム症研究シンポジウム」が開催されます。
本シンポジウムでは下記の通り、日英で自閉スペクトラム症研究を精力的に進めている研究者7名に登壇頂き、文化差・フィールドワーク・当事者といった様々な側面から自閉スペクトラム症について議論を深めることを目的としています。
ご興味のある方は是非ご参加ください(会場・懇談会準備の関係上、事前登録をお願いいたします)。
■シンポジウム
日程:2019年5月9日(木)
時間:12:45 ~ 18:00
会場:東京大学駒場I キャンパス 教養学部18号館ホール
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html
参加費:無料
シンポジウム参加登録:会場・懇談会準備の関係上,事前登録をお願い致します.申込みはこちらから
https://forms.gle/qMmqZ8xF2CsrP7Yy7
使用言語: 英語(通訳はありません)
■懇談会
時間:シンポジウム終了後 18:00~
会場:東京大学駒場Iキャンパス18号館4階オープンスペース
参加費:無料
懇談会参加登録:上記シンポジウム参加登録のフォームの「懇談会 / Reception」を「参加します/I will attend」としてください.
問い合わせ先:平井真洋 hirai@jichi.ac.jp
■プログラム(ダウンロードはこちら
12:45-13:00 Opening remark: Cultural diversity meets neurodiversity
(Atsushi Senju, Birkbeck, University of London, UK)

13:00-15:00 Session One: Cultural Influence on cognitive development in individuals with ASD (Chair: Masahiro Hirai, Jichi Medical University, Japan)
13:00-13:40: Understanding social behaviour in Autism: What ca cross-cultural comparisons offer? (Deborah Riby & Mary Hanley, Durham University, UK)
13:40-14:20: Diversity in socio-cultural experience influences early development of social cognition (Atsushi Senju, Birkbeck, University of London, UK)
14:20-15:00: From the lab to the field in LMICs: assessment of children with ASD in Delhi (Georgia Lockwood Estrin, Birkbeck, University of London, UK)
15:00- 15:30             Short break
15:30-17:30: Session Two: Experiences of stakeholders across different cultures (Chair: Kosuke Asada, Hakuoh University, Japan)
15:30-16:10: Understanding, awareness and estimated prevalence of autism in Nepal (Michelle Heys, Great Ormond Street Institute of Child Health, University College London and East London NHS foundation trust, UK)
16:10-16:50: Introduction to Tojisha-kenkyu: Co-production of autism research in Japan (Shin-ichiro Kumagaya, The University of Tokyo, Japan)
16:50-17:30: Toward Inclusive Society for Autism Spectrum: Action research on the methodology of Tojisha-kenkyu, Societal Mainstream Studies, and Accessible Information Design for AS (Satsuki Ayaya, The University of Tokyo, Japan)
17:30-18:00 General Discussion
18:00- Reception(東京大学駒場Iキャンパス18号館4階オープンスペース)

掲載日:2019年4月10日

Evolinguistics Workshop 2019

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Hierarchy, intention sharing, and language evolution: Beyond interdisciplinary conceptual barriers

ポスターダウンロードは画像をクリックしてください。

本領域の2つの中心概念である階層性と意図共有に関わる講演・研究発表を通じて、研究者間の学際的な交流を図るワークショップを二日間にわたって開催します。ケルン大の Language and Music in Cognition プロジェクトとの共催となります。

プログラムおよびアブストラクトのダウンロードはこちらから→Evolinguistics WS 2019 program and abstracts

日時:

2019年5月25日(土)13:00~18:00 / 18:00~Reception

2019年5月26日(日)09:30~17:45

場所:東京大学駒場Iキャンパス・21 KOMCEE EAST K211, K212

詳細は下記サイトをご覧ください。

http://musikwissenschaft.phil-fak.uni-koeln.de/35600.html?&L=1

招待講演者:

Cedric Boeckx (ICREA/U Barcelona)
John Du Bois (UC Santa Barbara)
Sabrina Engesser (U Zurich)
Erin Hecht (Harvard)
Julia Udden (Stockholm U)

本ワークショップでは研究発表を募集します。20分のshort talk、40分のlong talkの2タイプがあり、発表は英語または日本語、スライドは必ず英語で作成していただきます。

発表を希望される方は、上記サイトのEvolinguistics Workshop 2019 からお申し込みください。応募締切は4月26日です。アブストラクト用テンプレートがあります。

 

オーガナイザー:藤田耕司(京都大・A01代表)・浅野莉絵(ケルン大・A01海外協力)

問い合わせ:藤田耕司 fujita.koji.3x@kyoto-u.ac.jp

掲載日:2019年4月2日

日本生態学会第66回全国大会企画シンポジウム「社会学習による行動伝播の生態学における役割」

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3月15日~19日に開催される日本生態学会第66回全国大会 において、本領域が共催で16日にシンポジウムを実施いたします。

本領域よりB02班代表 井原泰雄(東大)、B01班分担 香田啓貴(京大・霊研)が登壇いたします。

日時:2019年3月16日 (土)9:30-12:30
会場:神戸国際会議場5階504+505
社会学習による行動伝播の生態学における役割
Ecological role of behavioral transmission by social learning
要旨はこちら
S05-1:持田浩治(慶應・生物):警告(色)的現象を社会学習で説明する
S05-2:北条賢(関西学院・理工):昆虫の社会学習が支える協力的な種間相互作用
S05-3:高橋宏司(慶應・生物):魚類の社会学習能力と生態の関係
S05-4:伊澤栄一(慶應・文):ハシブトガラスの群れ内における技術伝播の偏り
S05-5:香田啓貴(京大・霊研):霊長類の行動の相互作用によって生じる行動伝播過程について
S05-6:井原泰雄(東大・人類): 社会学習の集団レベルの効果に関する理論

本件の問い合わせ先:

http://www.esj.ne.jp/meeting/abst/66/S05.html
香田啓貴(B01計画分担) koda.hiroki.7a[at]kyoto-u.ac.jp

掲載日:2019年3月14日

Bird Perception & Cognition

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二日間にわたって「Bird Perception & Cognition」シンポジウムを東京大学駒場Iキャンパスにて開催いたします。

共催:進化認知科学研究センター、人間行動科学研究拠点、こころの多様性と適応の統合的研究機構、こころの総合人間科学

日時:

2019年3月27日(水)13:00~18:00 (18:00~20:00懇談会)

2019年3月28日(木)10:00~16:00

会場:東京大学駒場Iキャンパス 21KOMCEE West レクチャーホール

※事前登録不要・参加費無料(懇談会参加の場合は飲料代金1000円)

プログラム:(ダウンロードは画像をクリック)

[March 27]

Introduction by Kazuo Okanoya (13:00 – 13:10)

Audition (13:10 – 16:20 )

Kazuo Okanoya (The University of Tokyo): Auditory effects on vocal performance in Canaries and Bengalese finches

Adam Fishbein & Robert J. Dooling (University of Maryland) : Messages in Some of the Details: How Birds Listen to Auditory Sequences

Miki Takahasi (Riken CBS) :Statistical and prosodic cues for song segmentation by Bengalese Finches (Lonchura striata var. domestica)

Chihiro Mori (JSPS) : Mismatch responses in songbird auditory forebrain

Olfaction (16:30 – 17:20)

Hans-Joachim Bischof and Barbara Caspers,(Bielefeld University) : The Role of Olfaction for Social Behaviour of Zebra Finches

Discussion (17:20 – 18:00)

Discussion with drink and snacks (18:00 – 20:00)

[March 28]

Vision (10:00 – 12:10)

Shigeru Watanabe (Keio University): Chasing memory engram in the avian brains:1973-1993

Hans-Joachim Bischof (University of Bielefeld) : Functional Organization of the Zebra Finch Visual Wulst: Comparable with Mammalian Visual Cortex?

Hiroyuki Uchiyama (Kagoshima University) : Tectofugal pathway to the retina: Its role in target detection and selection

Lunch (12:10 – 13:10)

Integration (13:10 – 15:10)

Ryosuke O. Tachibana (The University of Tokyo) : Towards a comparative neurobiology of auditory-to-motor integration

Ei-Ichi Izawa (Keio University): Psychological and neural underpinnings for dominance relationship in crows.

Maki Ikebuchi (Riken): Enhanced gene expression by visual and auditory stimuli in songbirds

Discussion (15:10 – 15:40)

Conclusion by Shigeru Watanabe (15:40 – 16:00)

contact: cokanoya@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp

掲載日:2019年2月20日

第3回領域全体会議

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2月18日~19日に第3回領域全体会議を沖縄科学技術大学院大学との共催で開催します。

場所:沖縄科学技術大学院大学・ホテルムーンビーチ

本会議は領域メンバーのみ(一部沖縄科学技術大学院大学に公開)のクローズド会議です。

プログラムダウンロードは下の画像をクリックしてください。

 

掲載日:2019年2月15日

京都共創言語進化学講座 Kyoto Lectures in Evolinguistics 2019

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3月11日~13日 開催の「東京共創言語進化学講座」の後に京都でも海外招聘講演者による講座を開催いたします。

日時:2109年3月15日(金)13:30~17:30

会場:京都大学 芝蘭会館別館 研修室1

事前参加登録不要・参加費無料

使用言語:英語

Lecture 1: Network-based approaches to vocal learning
Stephanie White (UCLA)

Lecture 2: How learning and interaction create and destroy
linguistic structure
Kenny Smith (University of Edinburgh)

Lecture 3: Syntax in the light of evolution: Intermediate stepping
stones toward hierarchy, Move, and recursion
Ljiljana Progovac (Wayne State University)

チラシ

アブストラクト ダウンロード

問い合わせ:藤田耕司(京都大学,A01 計画班代表)fujita.koji.3x@kyoto-u.ac.jp

掲載日:2019年1月21日

Ljiljana Progovac 教授 特別講演会

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3月11日~13日に開催する「東京共創言語進化学講座」に先だって、招聘講演者 Ljiljana Progovac 教授(Wayne State University) の特別講演を開催します。

日時:2019年3月10日(日)15:00~17:00

会場:東京大学駒場Iキャンパス 21KOMCEE East K211

事前参加登録不要・参加費無料

使用言語:英語

講演タイトル:Gradual evolution of some key postulates of syntax: Making sense of small clauses, middles, islands, exocentrics, and other syntactic shortcomings

チラシ

問い合わせ:藤田耕司(京都大学,A01 計画班代表)fujita.koji.3x@kyoto-u.ac.jp

掲載日:2019年1月21日

東京共創言語進化学講座 Tokyo Lectures in Evolinguistics 2019

 

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新学術領域『共創言語進化』では 「東京共創言語進化学講座」(Tokyo Lectures in Evolinguistics 2019)と題して,以下の要領で言語進化学の春季講習会を開催します。詳細は特設サイトをご覧ください。

どなたでも無料でご参加いいただけます。参加は登録制です(下のリンクよりお申込みください)。

また、ポスターセッション(3月11日)での発表を募集します。詳細は下記をご参照ください。

日時: 2019年3月11 日(月)~ 3月13日(水)
場所: 東京大学 駒場Iキャンパス 21 KOMCEE West B1Fレクチャーホール
特別講義:
Ljiljana Progovac (Linguistics Department, Wayne State University)
Kenny Smith (School of Philosophy, Psychology and Language Sciences, University of Edinburgh)
Stephanie White (Brain Research Institute, UCLA)
その他,領域メンバーによる一般講義

アブストラクトダウンロード

ポスターセッション:3月11日(月)夜
<この催しの前後にも東京および京都にて関連講演会などを連続して予定しています。詳細は後日、本行事欄などでお知らせしますので、こちらも奮ってご参加ください。>

参加費無料*・参加登録制(下のリンクよりご登録ください)
*)初日夜の懇談会飲料費用(1,000円)のみ申受けます。

ポスターダウンロード:↓の画像をクリックしてください。

参加登録フォーム
登録期限:2019年2月22日(金)21:00<2月15日から延期しました>

ポスター発表応募要領:A0サイズ縦
応募フォーム
応募締切:2019年2月22日(金)21:00<2月15日から延期しました>
採否通知:2月28日

掲載日:2019年1月7日

シンポジウム「意図共有について探る」・ラウンドテーブル「こころ」と「こころの理論」

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日本発達心理学会第30回大会にて自主シンポジウムとラウンドテーブルを開催いたします。

日時:2019年3月17日(日)~19日(火)

会場:早稲田大学 戸山キャンパス

自主シンポジウム「意図共有について探る」 SS16

企画者:B03班代表 小林春美
3月18日(月)9:30-11:30
場所 36号館 682

アブストラクト

ラウンドテーブル 「こころ」と「こころの理論」RT11

企画・話題提供:B03班研究協力者 橋彌和秀
3月17日(日)15:00-17:00
場所 31号館 201

アブストラクト

本件についての問い合わせ:B03班代表 小林春美(東京電機大学)h-koba[at]mail.dendai.ac.jp

 

掲載日:2018年12月5日

シンポジウム「発達障害者の言語:階層性と意図共有の接点」

この行事は終了しました

本領域主催のシンポジウム「発達障害者の言語:階層性と意図共有の接点」が二日間に亘って国立障害リハビリテーションセンターにて開催されます。

日時:

2019年1月29日(火)13:00~18:10
2019年1月30日(水)09:00~15:15

会場:国立障害者リハビリテーションセンター 本館講堂(埼玉県所沢市並木4-1)

※事前登録要・参加費無料(懇談会参加の場合は会費1,500円)

こちらからご登録ください。

国立障害リハビリテーションセンター高次脳機能障害研究室HP

プログラム:

2019年1月29日(火)
13:00~13:10 開会の挨拶
13:15~14:10 直示コミュニケーションが言語発達を促進する 小林春美(東京電機大学)
14:15~15:10 情動の心的計算:カートグラフィーの視点から 遠藤喜雄(神田外語大学)
15:15~16:10 文理解における視点取得と自閉的傾向の関わり 時本真吾(目白大学)
16:15~17:10 事象の理解とAQ指数:読み時間データへの影響 小野創(津田塾大学)
17:15~18:10 他者の心を理解する語用論的基盤:自閉傾向との関わり 木山幸子(東北大学)
18:30~20:30 懇談会 会場:国立障害者リハビリテーションセンター本館食堂・会費:1500円

2019年1月30日(水)
9:00~9:10 挨拶
9:15~10:10 オキシトシンによる自閉スペクトラム症中核症状の新規治療薬開発
~マルチモダリティMRI、ゲノム解析、動物実験の活用~ 山末英典(浜松医科大学)
10:15~11:10 脳機能画像にもとづく発達障害の生物学的指標の探索:安静時機能ネットワークを中心に 橋本龍一郎(首都大学東京・昭和大学)
11:15~12:10 鳥類・齧歯類における発声制御の動機づけ機構 岡ノ谷一夫(東京大学)
13:15~14:10 Neuroanatomical considerations on the linguistic merging mechanism in humans
Emiliano Zaccarella(Max Planck Institute for Human Cognitive and Brain Sciences)
14:15~15:10 自閉症スペクトラム障害(ASD)と社会的コミュニケーション障害(SCD)の関係 若林明雄(千葉大学)
15:10~15:15 閉会の挨拶

本件に関する問い合わせ先:国立障害リハビリテーションセンター 幕内充 kojinokino@rehab.go.jp

掲載日:2018年12月3日

愛知大学文学部心理学科設立記念講演

この行事は終了しました

愛知大学文学部では、人文社会学科心理学コースが文学部心理学科として再編されたため、その記念講演会を開催します。
新学術領域「共創言語進化」がこの講演会を後援します。

日時:2019年1月9日(水)15:00~ 入場無料・事前登録不要

会場:愛知大学豊橋キャンパス本館5階大会議室

プログラム:講演主題:「エキスパートの認知機能の特性と脳のメカニズム」
講演者:中谷 裕教(東京大学大学院 総合文化研究科 進化認知科学研究センター助教)
講演要旨:学術・芸術・スポーツなどのエキスパートは、優れた直観を持っています。例えば、チェスのグランドマスターは、局面を一目見るだけで最善手を案出します。本講演では、エキスパートの直観についての心理研究、そして、将棋棋士の直観に関わる脳活動についての研究を紹介します。

ポスターダウンロード

問い合わせ先:関義正(愛知大学文学部心理学科)
yseki[at]vega.aichi-u.ac.jp

掲載日:2018年11月27日

人間研究のための基礎知識

この行事は終了しました

東京大学人間行動科学研究拠点の研究対象である「人間行動」を解明するためのさまざまな研究手法を、基本的な知識から最新の知見に至るまで包括的に講義形式でそれぞれの分野の研究者が説明いたします。

日時:2018年12月11日(火)13:00 – 19:00

会場:東京大学 駒場Iキャンパス 21 KOMCEE West B1F レクチャーホール

申し込み不要/参加無料
13:00~ 開会挨拶
13:10~ 講演
 「多数のニューロンからのスパイク信号計測による記憶機構の解析」
 佐々木拓哉先生 (東京大学 薬学系研究科)
 「コホート研究の基礎:東京ティーンコホートを例に」
 安藤俊太郎先生 (東京大学 医学系研究科)
 「通信分野における複雑数理モデル応用の検討」
 安田裕之先生 (東京大学 情報理工学系研究科)
 「無脊椎動物に探る人間行動の進化的起源」
 飯野雄一先生 (東京大学理学系研究科)
18:45~ 閉会挨拶

主催  東京大学 人間行動科学研究拠点
共催  東京大学 進化認知科学研究センター
    東京大学 こころの多様性と適応の総合的研究機構
    文部科学省新学術領域研究
     「共創的コミュニケーションのための言語進化学」
お問い合わせ
 東京大学 人間行動科学研究拠点
掲載日:2018年11月16日

シンポジウム「手話言語と言語進化」Evolinguistics Meets Signed Language

この行事は終了しました

このたび、A01言語理論班・B03認知発達班共催により、Sherman Wilcox氏(Univeristy of New Mexico) はじめ、国内外で活躍する手話研究者を招聘し、手話言語から言語進化の諸問題を探究するシンポジウムを東京および京都で開催します。

【東京会場】日時:12月9日(日)13:00~17:30 日本大学文理学部 図書館3階 オーバルホール

【京都会場】日時:12月15日(土)13:30~16:30 芝蘭会館別館 研究室2

*事前参加登録不要・参加費無料 *使用言語:英語 *手話通訳つき

①東京会場
日時:12月9日(日)13:00~17:30
会場:日本大学文理学部 図書館3階 オーバルホール

プログラム   プログラム・アクセス情報 ダウンロード
1. Sherman Wilcox (University of New Mexico)
“Introduction to Signed Language Linguistics from a Cognitive Viewpoint:
From Stokoe’s Semantic Phonology to Cognitive Grammar”

2. Daisuke Hara (Toyota Technological Institute)
“A Remark on the Well-formedness of Syllables in Japanese Sign Language”

3.  Yufuko Takashima (JSPS)
“Polysemy and Evidentiality in Japanese Sign Language”

4.  Kazumi Matsuoka (Keio University)
“Syntactic and Semantic Properties of Modals and Modal Verbs in Japanese Sign Language”

5.  Wataru Takei (Kanazawa University)
“Seeking the Missing Link between Home Signs and Sign Languages”

6.  Sherman Wilcox (University of New Mexico)
“A Cognitive-Functional Perspective on Modals (with an Observation about Sign and Gesture)”

②京都会場
日時:12月15日(土)13:30~16:30
会場:芝蘭会館別館 研究室2

プログラム  プログラム・アクセス情報 ダウンロード
1.  Asako Uchibori (Nihon University)
“Some Notes on Syntactic Functions of Finger Pointing in Japanese Sign Language”

2.  Yufuko Takashima (JSPS) and Eikoh Kuroda (Japanese Sign Language Teachers Center)
“Complex Sentence and Grammaticization in Japanese Sign Language”

3.  Sherman Wilcox (University of New Mexico)
“Pointing, Place, and Placing in Signed Language Nominal and Clausal Constructions”

本件の問い合わせ先:
京都大学人間・環境学研究科 谷口一美 (A01) taniguchi.kazumi.8n@kyoto-u.ac.jp

ポスター(A4フライヤー)ダウンロード

掲載日:2018年11月1日

『社会性コミュニケーション創発のためのゲノム・脳・行動進化』日本進化学会第20回大会

この行事は終了しました

日時:2018年8月24日(金)09:00-11:00

会場:東大駒場Iキャンパス 13号館 Room 2

8月22日(水)~25日(土)に開催される日本進化学会第20回大会において新学術領域「個性創発」との共催シンポジウムを開催いたします。

企画者:郷 康広(自然科学研究機構)・和多 和宏(北海道大学)

「社会性コミュニケーション」は単細胞生物からヒトまで観察され,個体間相互作用により形成される.しかし,「社会性コミュニケーション」が,多様な生物種においてどのように生じたのか,また種を超えた共通性は存在するのか,など未だ未解決な点が多々ある.本シンポジウムでは,その創発機構の解明に向け,ゲノム・脳・行動進化からの多階層的アプローチによってどのように迫り得るのか,理解と議論を深めることを目的とする.


9:00–9:24 郷 康広(自然科学研究機構・生命創成探求センター)
霊長類ゲノム研究を通して社会性コミュニケーション創発あるいは欠如とは何かを考えてみる
9:24–9:48 ○河田雅圭,佐藤大気(東北大・生命)
精神疾患関連遺伝子からみるヒトにおけるうつ・不安症傾向の進化
9:48–10:12 大隅典子(東北大学大学院・医学系研究科)
父加齢の次世代行動への影響:進化に与える可能性についての考察
10:12–10:36 澤井梓1,Wang Hongdi1,和多和宏1,2(1北大・生命科学院,2北大・理学研究院)
鳴禽類ソングバードの歌学習個体差をつくる生得的学習バイアス
10:36–11:00 香田啓貴(京大・霊長研)
社会との相互作用下で創発する霊長類のコミュニケーション

本件についてのお問い合わせ:

和多 和宏 (B01班分担研究者)wada@sci.hokudai.ac.jp

香田 啓貴(B01班分担研究者)koda.hiroki.7a@kyoto-u.ac.jp

掲載日:2018年8月23日

第2回領域全体会議

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日時: 2018年8月7日(火)~8日(水)
会場: 琵琶湖マリオットホテル<守山市>
※本会議は領域メンバーおよび関係者のみのクローズド会議です。

プログラム
第1日目 2018年8月7日(火)
13:00~18:10   各班ポスドク・学生研究発表
18:40~20:30   ポスターセッション(第1部)および懇談会
20:30~21:30   ポスターセッション(第2部)

第2日目 2018年8月8日(水)
09:00~11:00   各班学生研究発表(2)
11:10~12:10   グループ討論「階層性と意図共有」
14:00~16:10   班間共同研究発表
16:10~17:00   各班代表コメント・講評

プログラムダウンロード

掲載日:2018年7月25日

国際シンポジア EVOLINGUISTICS 2018

この行事は終了しました

“EVOLINGUISTICS 2018″と冠して、下記一連のシンポジウム/カンファレンスからなる 領域として初めての大規模な国際シンポジアを開催いたします。詳細(アブストラクト等)は、特設サイトにてご確認ください。

A2ポスター

A4フライヤー

プログラム

開催日時:2018年8月1日(水)~8月9日(木)

プログラム・スケジュール

① 基調講演

8月1日(水)14:00-16:00   於:東京大学駒場 I キャンパス 大講堂(900番教室)

Origins of Human Communication    演者:Michael Tomasello

※英日同時通訳をご利用いただけます。

② 言語の起源と進化:考古学・人類学的視点 <言語科学会との共催> http://jsls.jpn.org/con/2018/

概要

8月2日(木)16:15-18:15  於:文京学院大学ふじみ野キャンパス 西館3階 W310教室

Richer fossils 演者:Cedric Boeckx

Evolution of brain endocast and human language capacity  演者:近藤 修

Stone tools and language evolution: the technological pedagogy hypothesis    演者:Dietrich Stout

③ On moral development 

8月2日(木)14:00-16:00  於:東京学芸大学  北講義棟 N206教室

Early development of social understanding and prosocial behavior 演者:Margarita L. Svetlova

④ 基調講演 2  

8月3日(金)15:00-17:00  於:東京大学駒場 I キャンパス 21 KOMCEE EAST K212教室(A01班主催)

From the logical to the biological   演者:Cedric Boeckx

⑤ Intention Sharing and Communication

<乳児音声発達の起源に迫る:アジアの言語から見た発達メカニズムの解明 基盤研究(S) 研究代表者 馬塚れい子 との共催>

8月4日(土)10:00-16:20 於:東京大学駒場 I キャンパス 21KOMCEE West レクチャーホール(B03班主催)

※開催当日、なるべく昼食をご持参ください。レクチャーホール内は飲食禁止のため、同階(B1F)のオープンスペースなどをご利用ください。

 駒場生協購買部は営業日です。食堂は休業日です。

Shared intentionality and early language acquistion  演者:Michael Tomasello

Developmental plasticity of the sensitivity to communicative signals  演者:千住 淳

Reading mind / assuming mind in human communications: A develpmental perspective    演者:橋彌 和秀

Children’s understanidng of higher-order intentions in verbal communication    演者:松井 智子

Use and comprehension of pointing as a means of intention sharing     演者:小林 春美

⑥ Kyoto Conference on Evolinguistics 2018

8月6日(月)13:30-17:30  於:京都大学 百周年記念ホール

演者:Michael Tomasello、 Cedric Boeckx、Dietrich Stout

A plea for evolutionary mosaicism: A gradual perspective on language evolution   演者:Cedric Boeckx

Tool-making and language: neuro-computationla models of action syntax in human evolution   演者:Dietrich Stout

Communication Before Language 演者:Michael Tomasello

⑦ Kyoto International Psychology Seminar  [共催] 

8月9日(木)17:30~18:30 於:京都大学 芝蘭会館別館 研修室2

Human Collaboration 演者:Michael Tomasello

演者一覧:

Michael Tomasello(国際アドバイザリーボード・Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology/Duke University)

Cedric Boeckx(国際アドバイザリーボード・A01海外協力・ICREA/Universitat de Barcelona)

近藤 修(B02班分担研究者・東京大学)

Dietrich Stout(B02海外協力・Emory University)

Margarita L. Svetlova(Duke University)

千住 淳(University of London)

橋彌 和秀(B03班研究協力者・九州大学)

松井 智子(B03班分担研究者・東京学芸大学)

小林 春美(B03班代表・東京電機大学)

 

本件に関する問い合わせ先(番号はプログラム番号に呼応してます)

①  岡ノ谷一夫(領域代表・東京大学) <cokanoya@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp>

②  小林春美(B03 班代表・東京電機大学) <h-koba@mail.dendai.ac.jp>

井原泰雄 (B02班代表・東京大学)<iharay@bs.s.u-tokyo.ac.jp>

③  松井智子 (B03班分担・東京学芸大学 ) <matsui@u-gakugei.ac.jp>

④  藤田耕司 (A01班代表 ・京都大学)  <fujita.koji.3x@kyoto-u.ac.jp>

⑤  小林春美(B03 班代表・東京電機大学) <h-koba@mail.dendai.ac.jp>

⑥  藤田耕司 (A01 班代表・京都大学) <fujita.koji.3x@kyoto-u.ac.jp>

⑦  板倉昭二 (京都大学)<sitakura@bun.kyoto-u.ac.jp>

 

掲載日:2018年7月12日

動物による音響信号の利用とその進化

日時:2018年8月28日(火)16:30-19:00

会場:東広島芸術文化ホール「くらら」

8月28日(火)~30日(木)に開催される日本動物心理学会大会の自由集会枠で領域の関連イベントを開催することになりました

企画者:関 義正・愛知大学

話題提供者:
石川由希・名古屋大学大学院理学研究科
森千紘・東京大学大学院総合文化研究科・学振
服部裕子・京都大学霊長類研究所

企画主旨:通世代・通文化的に「音声言語」「音楽」を用いるというこの特異性は、われわれのコミュニケーションにおける音響信号の重要性を示すものである。それら音響信号利用の進化・起源を明らかにすることは、ヒトの理解に不可欠である一方、化石等の記録が残らない行動の起源に現代科学の方法によって迫ることが困難であったこともまた真実である。しかしながら、近年、ヒト以外の動物を用いた比較研究から、ヒトの音声言語・音楽の起源の理解につながる手がかりが得られるようになってきた。本企画においては、気鋭の研究者3名に、無脊椎動物であるショウジョウバエ、発声模倣を行う鳥類、ヒトに最も近縁な生物であるチンパンジーによる音響信号の利用について最新の知見を提供いただく。そして、紹介される多様な研究手法、および系統発生的に大きく異なるそれら動物種間の行動に見られる類似点・相違点等から、今後なされるべき研究の方向性を討論する。

コンタクト:関 義正(B01分担研究者・愛知大学)yoshimasa.seki@gmail.com

掲載日:2018年6月25日

JAPAN SONGBIRD WORKSHOP 2018 “Neural, genetical, and behavioral studies of song learning”

この行事は終了しました

日時:2018年7月30日(月)10:00-17:20

会場:東京大学駒場Iキャンパス 21 KOMCEE West B1F レクチャーホール

プログラム:(チラシ

10:00-10:05AM:Short Introduction  (by Kazuhiro Wada, Hokkaido University)

10:05-10:45AM:Ryosuke O. Tachibana (Okanoya lab, University of Tokyo)

Variability predicts plasticity in a rhythmic feature of birdsong

10:45-11:10AM:Chinwake N. Asogwa (PhD student at Wada lab, Hokkaido University)

Inter- and intra-specific differences of muscarinic acetylcholine receptor expression in the neural pathways for vocal learning in songbirds

11:10-11:50AM:Masashi Tanaka (Mooney lab, Duke University) 30min+10min

A mesocortical dopamine circuit underlies the cultural transmission of the birdsong

Lunch 11:50AM-1:20PM

1:20-1:45PM:      Hongdi Wang (PhD student at Wada lab, Hokkaido University)

Regulatory divergence of gene transcription for species-specific song production in songbirds

1:45PM-2:15PM: Tsuyoshi Shimmura (Tokyo University of Agriculture and Technology)

Toward multi-level understanding of innate vocalization in chickens

2:15-2:55PM:     David Wheatcroft (Uppsala University)

Divergence in song discrimination between closely related species in and out of secondary

Break 2:55-3:20PM

3:20-3:45PM: Tomoko Fuji (PhD student at Okanoya lab, University of Tokyo)

Formation of song preference and its relation to vocal learning in Bengalese finches

3:45-4:25PM:    Wan-chun Liu (Colgate University)

Exploring the effect of social interaction on vocal learning

4:25-5:05PM:   Jonathan Prather (University of Wyoming, USA)

TBA

5:05-5:20PM:  Kazuo Okanoya (University of Tokyo)

Closing remarks

PM5:20-  Banquet for discussion at MM hall

 

Contact: B01 Co-project Leader, Kazuhiro Wada (Hokkaido University) wada@sci.hokudai.ac.jp

掲載日:2018年6月12日

EVOSLACE: Workshop on the emergence and evolution of social learning, communication, language and culture in natural and artificial agents

日時:2018年7月25日(水)10:30-19:00
場所:日本科学未来館

本領域がパートナーとなっているALIFE 2018(THE 2018 CONFERENCE ON ARTIFICIAL LIFE)において,自然・人工システムにおける言語,文化,コミュニケーション,社会学習
の創発と進化に関するワークショップが開催されます。

本領域のC01創発構成班メンバによる講演が多数予定されております。

詳細:
・ワークショップWebページ
https://sites.google.com/view/evoslace/home
・ALIFE 2018 Webページ
http://2018.alife.org/

参加:本会議への登録が必要(詳細は会議のページ参照)

問い合わせ:C01班分担研究者 鈴木麗璽・名古屋大学(reiji@nagoya-u.jp

掲載日:2018年6月12日

Workshop “the (co-)evolution of genes, languages, and music from data analyses to theoretical models”

この行事は終了しました

日時:2018年7月17日(火)13:00-18:00

場所:横浜市立大学舞岡キャンパス 木原生物学研究所

本領域とチューリヒ大学との共催で、言語とゲノムの文化進化についての国際ワークショップを開催いたします。

本領域より、B02公募班代表松前ひろみ、A01公募班代表川原功司、B02計画班代表井原泰雄、C01計画班代表橋本敬 が登壇します。

詳細:https://sites.google.com/view/wgly2018

参加登録制(上記サイト内に登録リンク有)

本件に関する問い合わせ:東海大学医学部松前ひろみmatsumae.hiromi.g@tokai.ac.jp

Timetable

Introduction

13:00-13:10 Hiromi Matsumae (Tokai University)

Session #1: Co-evolution of genes, language and music from genetics side  

13:10-13:40 Hiromi Matsumae (Tokai University)

13:40-14:10 Chiara Barbieri (University of Zurich)

14:10-14:25 break

Session #2: Case studies in Linguistics and Musicology 

14:25-14:55 Kouji Kawahara  (Nagoya University of Foreign Studies) 

14:55-15:25 Patrick E. Savage (Keio University)

15:25-15:40 break

Session #3: Modeling evolution of languages and culture

15:40-16:10 Takashi Hashimoto (JAIST)

16:10-16:40 Yasuo Ihara (University of Tokyo)

16:40-16:55 break

Session #4: Discussion 

16:55-17:45 discussion

 

掲載日:2018年6月1日

コミュニケーション発達における多様性と共通性

この行事は終了しました

「日本赤ちゃん学会 第18回学術集会」7月7日~8日 於:東京大学本郷キャンパス において本領域と新学術「個性創発脳」との共催でシンポジウムが開催されます。

日時:2018年7月8日(日)(大会2日目)10:00-12:00

場所:東京大学本郷キャンパス工学部2号館213

※参加要項等については学会ホームページをご確認ください。

話題提供:保前文高(首都大学東京人文科学研究科言語科教室)

明地洋典(東京大学こころの多様性と適応の統合的研究機構・B03公募班代表)

香田啓貴(京都大学霊長類研究所・B01分担研究者)、他

指定討論:馬塚れい子(理研脳神経研究センター言語発達研究チーム・B03班分担研究者)

概要ダウンロード

本件についてお問い合わせ:馬塚 れい子(RIKEN CBS/B03班分担) reiko.mazuka★riken.jp
※お問い合わせの際は、上記メールアドレス内★を@に置き換えて送信してください。

 

 

 

 

掲載日:2018年5月29日

脳波解析国際シンポジウム

この行事は終了しました

日時:2018年6月23日(土) 12:30-17:30
会場:東京大学駒場キャンパス 18号館 4階コラボレーションルーム3

講演者:
Varghese Peter (Macquarie University)
北城圭一 (理化学研究所 脳神経科学研究センター)
我妻弘明 (九州工業大学)
Anna Lekova (Bulgarian Academy of Sciences, Institute of Robotics)

言語:英語
参加費:無料

https://lang-dev-lab.brain.riken.jp/eeg-symposium.html

問合せ先:馬塚 れい子(RIKEN CBS/B03班分担)
reiko.mazuka★riken.jp
※お問い合わせの際は、上記メールアドレス内★を@に置き換えて送信してください。

掲載日:2018年5月25日

国際シンポジウム:共創的コミュニケーションのための言語進化学および子供の教育における人ーロボット対話の有効性の脳科学的検証の課題と展望

この行事は終了しました

本領域とEU Horizon 2020-MSCA-RISE「CybSPEED」による国際シンポジウムが開催されます。本領域より代表他数名が登壇します。

日時:2018年5月22日(火)13:00-17:30 / 5月23日(水)09:00-17:00

会場:北九州学術研究都市・会議場(メインホール)

参加費無料

プログラム

本件の問い合わせ先:九州工業大学命工学研究科・我妻広明 waga@brain.kyutech.ac.jp

掲載日:2018年5月15日

セミナー ”Neurobiology of Vocal Production in Frogs”

この行事は終了しました

日時:2018年5月14日(月)17:00-18:30

会場:東京大学駒場 Iキャンパス 3号館 113号室(キャンパスマップ

講演者:Dr. Ayako Yamaguchi (The University of Utah, USA)

問い合わせ先:東京大学・岡ノ谷一夫(領域代表・B01班代表)cokanoya@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp / 03-5454-6301

Understanding the neural mechanisms underlying behavior presents a formidable challenge requiring a well-chosen model system and sophisticated experimental tools. Vocalizations of the African clawed frog (Xenopus laevis) are an exceptionally well suited model system for this objective. In this species, a simplified mechanism of vocal production allows straightforward interpretations of neuronal activity with respect to behavior, and neural mechanisms of calling can be studied in vitro because fictive vocalizations can be elicited in the isolated brain. Furthermore, the vocalizations of Xenopus are sexually differentiated, and rapid androgen-induced masculinization of female vocalizations provides an invaluable opportunity for determining how new behavior arises from existing neural circuits in response to steroid hormones. In my talk, I will discuss how the vocal central pattern generators (CPG) are constructed, and an unexpected discovery of feedback pathways within the CPG that play a critical role in the rhythm generation. In addition, I will describe our work developing a technique to deliver transgenes into the frog nervous system.

掲載日:2018年5月8日

第3回領域会議

この行事は終了しました

日時:2018/5/12(土)13:00-20:00

会場:東京大学駒場1キャンパス KOMCEE West  B1F レクチャーホール・MMホール(キャンパスマップ

※本会議は領域メンバーのみのクローズド会議です。

プログラム:

13:00-18:00    公募研究口頭発表 H30-31 公募研究メンバー [レクチャーホール]

18:00-20:00   公募研究ポスター発表・懇談会 [MMホール]

[プログラムダウンロード]

掲載日:2018年4月24日

第1回領域全体会議

この行事は終了しました

日時: 2018年3月12日(月)~13日(火)

会場: ホテルシーパレスリゾート<豊橋>

※本会議は領域メンバーおよび関係者のみのクローズド会議です。

プログラム

第1日目 2018年3月12日(月)

13:00~17:55    各班研究進捗状況・計画報告および研究発表
18:30~20:30   ポスターセッション(第1部)および情報交換会
20:30~21:30   ポスターセッション(第2部)

第2日目 2018年3月13日(火)

09:00~12:00   連携・共同プラン発表
13:00~16:30    若手研究者・博士研究員による発表

プログラムダウンロード

掲載日:2018年3月7日

東京言語進化学会議(Tokyo Conference on Evolinguistics)

この行事は終了しました

音韻論のあり方・方法・役割を問う(Where does Phonology Fit in?

日時:2018年3月7日(水)13:00~17:30

会場:東京大学駒場キャンパス  18号館ホール

 

講師:

田中伸一(東京大学)

Rethinking Syllable Typology from the Perspective of Evolinguistics: From Universal Constraints to Interface Conditions

 

Pedro T. Martins(バルセロナ大学)

An Evolutionary Contiguum Hypothesis for Sound Production Learning

 

那須川訓也(東北学院大学)

Recursive Merge and Phonological Features

 

Bridget D. Samuels(南カリフォルニア大学)

Foxp2 and Friends: From Phenotype to Genotype and Back

プログラム詳細

ポスターダウンロード

本件に関するお問い合わせ:東京大学 田中伸一(A01分担) tanaka@boz.c.u-tokyo.ac.jp

掲載日:2018年1月29日

人間行動科学研究拠点立ち上げシンポジウム

この行事は終了しました

本領域評価委員である笠井教授、領域代表岡ノ谷教授が登壇する新たな研究拠点の立ち上げシンポジウムが開催されます。

日時:2018年2月19日(月) 13:30 〜17:30

会場:東京大学駒場キャンパス 21 KOMCEE West レクチャーホール

プログラム:

13:30~13:35 開会あいさつ 飯野 雄一 教授

13:35~14:05 信号進化の社会的要因:鳥の歌を題材として 岡ノ谷 一夫 教授

14:05~14:35 味覚認知と摂食制御の神経基盤について 中村 優子 特任助教

14:35~15:05 思春期発達の脳科学・精神医学の立場から 笠井 清登 教授

15:15~15:45 モラルの基盤を考える:実験社会科学からのアプローチ 亀田 達也 教授

15:45~16:15 基礎生物学研究から心の脳神経基盤を解き明かす 榎本 和生 教授

16:25~16:55 複雑系数理モデル学とその人間行動科学への応用 合原 一幸 教授

17:25~17:30 閉会あいさつ 長谷川 寿一 教授

———————————————————-

17:30~  懇談会(参加費無料)

懇談会に参加される場合は2月10日(土)までに次のURLよりお申込みください。

https://goo.gl/forms/SNxiSs9CPM4Uf42k2

<同日、午前には同会場で進化認知科学研究センター主催のシンポジウムも開催予定です>

本件に関する問い合わせ:人間行動科学研究拠点事務局 symposium@ecs.c.u-tokyo.ac.jp

掲載日:2018年1月29日

Fish as model systems for vocal communication and hearing research

この行事は終了しました

日時: 2017年12月8日(金)15:00-16:00

会場: 東京大学 駒場キャンパス 16号館126号室(キャンパスマップ

講演者:Dr. Raquel  O. VASCONCELOS

(Institute of Science and Environment, University of Saint Joseph. Macau S.A.R., China)

問い合わせ先:東京大学・岡ノ谷一夫(領域代表・B01班代表)cokanoya@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp / 03-5454-6301

Fish as model systems for vocal communication and hearing research

Teleost fish comprise the largest group of extant vertebrates displaying the greatest diversity in sound producing apparatus and sensory hearing structures for social communication and orientation. Neural circuitry controlling vocal behaviour in vertebrates seems to have evolved from conserved brain areas found in ancestral fish before they diverged into the major clades. Thus, studies that investigate acoustic communication systems in this taxon are important to gain a comprehensive understanding of the fundamental mechanisms underlying social acoustic communication.

Moreover, studying organisms from an early diverging vertebrate lineage such as fish is essential to comprehend the evolution and function of the vertebrate inner ear, since many early developmental events are evolutionary conserved.

In this talk I will focus on the social role and physiological mechanisms controlling acoustic communication in toadfishes (Batrachoididae). I will further discuss current research on auditory plasticity and development of auditory function using both models – toadfish and zebrafish (Danio rerio, Cyprinidae).

掲載日:2017年12月7日

第47回ホミニゼーション研究会

この行事は終了しました

「言語の生物学と進化」

  • 開催日時:12月19日(火)〜 12月20日(水)
  • 場所:京都大学霊長類研究所大会議室(研究所本棟1階)<アクセス
  • 共催:文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究「共創的コミュニケーションのための言語進化学」
  • 世話人:香田啓貴、足立幾磨、中村美知夫(理学研究科)、西村剛、平崎鋭矢

*使用言語:日本語  *参加費無料、事前登録不要

プログラム

初日(12月19日)

13:00 – 13:05  趣旨説明 香田啓貴 (京都大学霊長類研究所)

1. 言語の進化史を推定する

13:05 – 13:45 橋本敬 (北陸先端大学) 「階層性と意図共有の創発構成論:ホミニゼーション研究との連携へ向けて」

13:45 – 14:25 井原泰雄 (東京大学) 「言語進化の生態学的側面」

(休憩) 15分

2. 言語を支える下位能力I

14:40 – 15:00 香田啓貴 (京都大学霊長類研究所) 「発話能力の進化史の推定」

15:00 – 15:20 伊藤浩介 (新潟大学脳研究所統合脳機能研究センター) 「頭皮上脳波記録で探る聴覚皮質機能の進化」

15:20 – 15:40 服部裕子 (京都大学霊長類研究所) 「霊長類におけるリズム同調の進化と言語の起源」

(休憩) 15分

3. 言語を支える下位能力II

15:55 – 16:15 足立幾麿 (京都大学霊長類研究所) 「感覚間一致の比較認知科学」

16:15 – 16:35 橋彌和秀 (九州大学人間環境学研究院) 「コミュニケーションにおける意図の階層性と言語」

16:35 – 17:05 コメントと討論/コメンテーター:澤幸祐 (専修大学人間科学部)

18:00 – 20:30 レストランにて懇親会

2日目(12月20日)

4. 霊長類のコミュニケーションから見た言語

9:30 – 9:40 西村剛 (京都大学霊長類研究所) 「はじめに:霊長類のコミュニケーションからみえるもの」

9:40 – 10:10 勝野吏子 (東京大学総合文化研究科) 「ニホンザルの近距離社会場面でのコミュニケーション」

10:10 – 10:40 市野進一郎(京都大学アフリカ地域研究資料センター)「キツネザル類の社会行動とコミュニケーション 」

10:40 – 11:20 中村美知夫 (京都大学理学研究科) 「チンパンジーの「日常」から言語について考える」

11:20 – 11:50 コメントと討論/コメンテーター: 坪川桂子 (京都大学理学研究科),小田亮(名古屋工業大学)

終了.

問い合わせ先:
掲載日:2017年11月22日

Two Talks on Birdsong

この行事は終了しました

日時: 2017年10月25日(水)10:00-, 11:30-

会場: 東京大学 駒場キャンパス 3号館116号室(キャンパスマップ

プログラム:

10:00~ Dr. Jon Sakata (McGill University)

“Brain mechanisms shaping vocal learning”

11:30~  Dr. Sarah Woolley (McGill University)

“Neural mechanisms for preference and perception in a femal songbird”

問い合わせ先:東京大学・岡ノ谷一夫(領域代表・B01班代表)cokanoya@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp

 

掲載日:2017年10月20日

言語学講演会(京都)

この行事は終了しました

日時: 2017/11/10(金)16:30-17:30

会場: 京都大学 吉田南キャンパス 吉田南総合館 共北28教室(キャンパスマップ

※使用言語:英語

※参加費無料・事前登録不要

タイトル:Linguistics and Biology

講演者:Prof. Cedric Boeckx (ICREA/Universitat de Barcelona)

チラシ

問い合わせ先:京都大学・藤田耕司(A01班代表) fujita.koji.3x@kyoto-u.ac.jp

 

掲載日:2017年10月18日

京都言語進化学会議

この行事は終了しました<報告欄>

日時:   2017/11/11(土)13:30-17:35,  11/12(日)09:30-17:30

会場:京都大学 吉田南キャンパス人間・環境学研究科棟 地下大講義室(キャンパスマップ

※参加費無料.事前申し込みは必要ありません. 会場は飲食禁止です.

※使用言語:英語

11 月11 日(土) 13:30開始

Koji Fujita (Kyoto U., theoretical linguistics) “Evolinguistics: What is it, who does it, and how will it evolve?”

Rie Asano (U. of Cologne, biomusicology) “Principled explanations in comparative biomusicology”

Michiru Makuuchi (Nat. Rehab. Center, neurolinguistics) “Brain mechanisms for MERGE”

Yasuo Ihara (U. of Tokyo, evolutionary anthropology) “Evolution of physical weakness by social selection through choice of collaborative partners”

Cedric Boeckx (ICREA/UB, biolinguistics) “Brain growth trajectory and language-readiness: Linking hypotheses and new data”

Mini-session 1: “Human evolution, brain evolution and language evolution”

11 月12日(日) 9:30 開始

Shiro Ojima (Yokohama Nat. U., experimental linguistics) “A biolinguistic approach to multicompetence”

Kazumi Taniguchi (Kyoto U., theoretical linguistics) “A cognitive linguistics view of language acquisition and its implications for language evolution”

Harumi Kobayashi (Tokyo Denki U., developmental psychology) “Ostensive-inferential communication and language development”

Reiji Suzuki (Nagoya U., artificial life) “Constructive approaches to evolution of social learning and niche construction”

Takashi Hashimoto (JAIST, science of complexity) “Adaptability of recursive combination: Evolutionary simulation and some speculations”

Cedric Boeckx (ICREA/UB, biolinguistics) “Self-domestication and its contribution to modern human cognition”

Kazuo Okanoya (U. of Tokyo, biological psychology) “Behavioral and neural mechanisms for stimulus chunking in birds and humans”

Mini-session 2: “Language acquisition and language evolution”

Mini-session 3: “Niche construction and language evolution”

Mini-session 4: “Music and language evolution”

アブストラクト

京都言語進化学会議ポスター-2

掲載日:2017年10月16日

領域立ち上げ討論会・公募研究説明会(東京)

この行事は終了しました報告欄> 

日時:2017/9/24(日)14:00-17:30

会場:東京大学駒場1キャンパス KOMCEE West K001講義室(キャンパスマップ

※事前申込は必要ありません.会場は飲食禁止です

領域説明pdf

 

プログラム:

14:00-14:30    開会・領域説明  領域代表 岡ノ谷一夫(東京大学)

14:30-15:10    記念講演

・ 「言語進化研究に関連して思うこと」諏訪 元(東京大学総合研究博物館・館長)

15:10-15:20    休憩

15:20-16:50    各計画研究説明

・ A01言語理論班代表    藤田耕司(京都大学)

・ B01行動生物班代表    岡ノ谷一夫(東京大学)

・ B02人類進化班代表    井原泰雄(東京大学)

・ B03認知発達班代表    小林春美(東京電機大学)

・ C01創発構成班代表    橋本 敬(北陸先端科学技術大学院大学)

16:50-17:00    公募申請・審査スケジュール説明

・ 総括班・公募研究運営委員会 井原泰雄(東京大学)

17:00-17:30    個別相談会

 

問い合わせ:事務局(暫定) 橋本 敬 hash@jaist.ac.jp

掲載日:2017年8月3日

領域立ち上げ討論会・公募研究説明会(京都)

この行事は終了しました報告欄

日時:2017/9/19(火)14:00~17:30

会場:京都大学 吉田南キャンパス 人間・環境学研究科棟 地下大講義室 (キャンパスマップ

※事前申込は必要ありません.会場は飲食禁止です

領域説明pdf

 

プログラム:

14:00-14:30    開会・領域説明  領域代表 岡ノ谷一夫(東京大学)

14:30-15:10    記念講演

・ 「言語の進化を考える」松沢哲郎(京都大学高等研究院・特別教授)

15:10-15:20    休憩

15:20-16:50    各計画研究説明

・ A01言語理論班代表    藤田耕司(京都大学)

・ B01行動生物班代表    岡ノ谷一夫(東京大学)

・ B02人類進化班代表    井原泰雄(東京大学)

・ B03認知発達班代表    小林春美(東京電機大学)

・ C01創発構成班代表    橋本 敬(北陸先端科学技術大学院大学)

16:50-17:00    公募申請・審査スケジュール説明

・ 総括班・公募研究運営委員会 井原泰雄(東京大学)

17:00-17:30    個別相談会

 

問い合わせ:事務局(暫定) 橋本 敬 hash@jaist.ac.jp

掲載日:2017年8月3日

言語学講演会 by Wolfram Hinzen

この行事は終了しました

日時:2017/8/3(木) 16:00~17:30

会場:京都大学吉田南キャンパス総合人間学部棟 地下1階1B05教室(キャンパスマップ

タイトル:Un-Cartesian Linguistics and the Nature of the Semantic Interface

講演者:Prof. Wolfram Hinzen (ICREA/Universitat Pompeu Fabra, Barcelona)

 

 

概要:
In recent linguistic theory and the Minimalist Program in particular, the interface between linguistic and non-linguistic cognition has come to be of critical importance in the study of the nature of the faculty of language. In this regard, Un-Cartesian linguistics has radicalized old ideas about the nature of this interface, according to which the intrusion of language into the brain has reformatted primate cognition, creating a novel neural infrastructure in which human-specific thought can arise and without which it is unavailable. If so, there is no interface between two independent systems of language and thought in humans, and generativity in language and human-specific thought are the same. New evidence for this hypothesis comes from thought disturbances (psychopathologies). Un-Cartesian linguistics predicts that such disturbances must involve language disturbances. I will review recent evidence from my lab testing this prediction in three clinical populations: children and adolescents with autism who do not develop language in any modality, whether in production or in comprehension; patients with formal thought disorder, a symptom of schizophrenia; and patients with Huntington’s disease, an early dementia. It turns out that in all three cases, there is strong evidence that thought disintegration is mirrored in language disintegration, in a way that appears to be independent of non-linguistic neuro-psychological deficits. It is thus potentially key to better understanding these disorders and the connection between language and thought at large.

 

問い合わせ: 藤田耕司 (A01班代表) (fujita.koji.3x@kyoto-u.ac.jp)
ちらし

掲載日:2017年7月11日

第1回総括班会議(東大駒場)

この行事は終了しました

採択という嬉しい報せを受け,2017/7/7にさっそく第1回総括班会議を開催しました.
目的と方法を再確認し,配分される予定予算に基づいた計画の策定,これからの方針の確認などを行いました.

掲載日:2017年7月7日