研究成果

書籍

2017

論文

2018

  • Nasalization by Nasalis larvatus: Larger noses audiovisually advertise conspecifics in proboscis monkeys

    本領域B01班分担研究者の香田啓貴助教(京都大学霊長類研究所)と中部大学松田一希准教授らによる共著論文 Nasalization by Nasalis larvatus: Larger noses audiovisually advertise conspecifics in proboscis monkeys「大きな鼻が男前?なぜテングザルの鼻は長いのか」が米国の科学誌 Science Adanvces(2018年2月22日午前4時オンライン)に掲載されました。

    <要旨>

    動物の世界で派手なのは雄です.派手な装飾的な形態は,メスをめぐるオスの争い,すなわち性選択によって進化したと考えられており,形態や行動などの生物形質を急速に進化させる進化原理の一つです.テングザルは、名前の由来にもなっている天狗のように長く大きな鼻が特徴的なサルですがなぜこのような奇妙な形態進化をとげたのかは大きな謎でした.今回,テングザルの鼻サイズと様々な生物学的要素との関連性を調べ,霊長類の雄に特徴的な「男らしさ」の進化過程において,形態やコミュニケーション,社会生態学的な要素が相互作用し鼻の肥大化を加速させる進化シナリオについて提案しました.

    論文タイトル: Nasalization by Nasalis larvatus: Larger noses audiovisually advertise conspecifics in proboscis monkeys

    著書:H. Koda, T. Murai, A. Tuuga, B. Goossens, S. KSS. Nathan, D. J. Stark, D. A. R. Ramirez,J. C. M. Sha, I. Osman, R. Sipangkui, S. Seino, I. Matsuda

    掲載誌:Science Advances Doi:10.1126/sciadv.aaq0250

    研究情報詳細

    京都大学広報

2017

  • 『音声研究』第21巻 第1号
    特集「音声/音韻から言語の化石を発掘する:
    進化言語学の最新の知見」

    田中伸一(A01班分担者)が特集編集者・執筆者を務め,香田啓貴,岡ノ谷一夫,関義正,馬塚れい子,Bridget Samuels,Cedric Boeckxら,領域メンバー多数が執筆しています.

    東京大学教員の業績を紹介するサイトUTokyo BiblioPlazaにも掲載されています。